2024年5月6日(月)東京ドームで開催される『Prime Video Presents Live Boxing 8』にて、4階級制覇王者の井上尚弥(大橋ジム)vs.元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)の4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチをメインカードとする4大世界タイトルマッチが行われることが発表された。
元K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者で2021年にボクシングに転向した武居由樹(大橋ジム)が、8戦全勝8KOの戦績を引っ提げて世界タイトルに初挑戦。転向して3年、わずか9戦目で世界の頂きに挑む。
【写真】当然今では見ることが出来ない武居のハイキック 武居が挑戦するWBO世界バンタム級王者ジェイソン・モロニー(オーストラリア)は、双子の弟アンドリュー・モロニーとともにアマチュアを経てプロに転向。2018年のIBF王座挑戦は惜敗に終わり、2020年10月の井上尚弥への挑戦は7回KO負けという結果に。しかし、昨年5月に3度目のチャンスを生かし、井上尚弥が返上したバンタム級王座のひとつを獲得。今年1月には初防衛に成功している。
武居はサウスポーから独特の間合いで打ち込む左ストレートでKOの山を築いてきた強打者。特に左のボディブローで相手を悶絶させるシーンは武居の試合ではお馴染みとなっている。モロニーの技巧か、武居の強打か。
井上尚弥の王座を引き継いだモロニーが、今度は井上尚弥のジムメートを退けるのか。それとも武居が先輩・井上尚弥が巻いたベルトを手にするのか。
大橋ジムの大橋秀行会長は「再び井上尚弥の試合をPrime Videoで配信いただくこととなり、大変光栄に思っております。井上尚弥が『Prime Video Presents Live Boxing 2』でドネア選手と戦ってから約2年。その間にバンタム級、スーパーバンタム級で4団体統一世界王者となりました。井上尚弥のさらに強くなった姿を多くのプライム会員の皆様に見ていただければと思います。また、『Prime Video Presents Live Boxing 7』で快心のKO初防衛を果たした井上拓真も2度目の防衛戦を行うことになりました。試合会場は東京ドームと、これまでにない規模のリングに井上兄弟が立ちます。
そして、日本タイトルマッチで拳を交えたユーリ阿久井政悟と桑原拓が世界王座を懸けて再戦、武居由樹は待望の世界初挑戦という今回は、世界タイトルマッチが4試合という、素晴らしいカードが揃いました。これもひとえに関係各位、ファンの皆様のおかげだと思っております。この場を借りて感謝申し上げます。日本のボクシング史上でもなかなか見ることのできないビッグイベントにぜひご期待ください」と語っている。
▼4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ井上尚弥(大橋ジム/王者)ルイス・ネリ(メキシコ/挑戦者)
▼WBA世界バンタム級タイトルマッチ井上拓真(大橋ジム/王者)石田匠(井岡ジム/挑戦者)
▼WBA世界フライ級タイトルマッチユーリ阿久井政悟(倉敷守安ジム/王者)桑原拓(大橋ジム/挑戦者)
▼WBO世界バンタム級タイトルマッチジェイソン・モロニー(オーストラリア/王者)武居由樹(大橋ジム/挑戦者)