全然僕、勝てると思っていて
前に出てくる相手への対処が2022年のゴンナパー戦の時よりも上手くなっているのでは、と聞かれると「今でも言われるんですが、ゴンナパー戦って。ああいう試合って見えてないんですよね。無暗に打ち返していて。昨年のフランスの試合もそうだったんですが、見えていないパンチで倒されるのがあった。最近はよく相手を見るって、それだけなんですね。見えてる・見えてないでパンチをもらっても違うので。自分の戦い方が最近になって分かって来たなって思います。こうすれば相手は嫌だし、入りづらい。それが前回の試合では出来ました。なるべく相手に入らせず自分が出る距離をキープしたいんですが、まだそこまでは行ききれていないので、相手をよく見る、そこだけですね」と、相手の動きをよく見ることを意識していると説明。
「シャドーから意識していて、そうしてからはまた集中力が上がりました」と効果が出ているとする。
前に出てくるソンヒョンの対処には「自信はありますよ」と答え、「全然僕、勝てると思っていて。ただどれだけパワーがあるとか身体の強さとかは対面しないと分からないが、ここ最近は相手どうこうではなくて自分とやる相手は入って来たい相手ばかりなので、自分の戦い方を突き詰めれば誰とやっても変わらないと思っています。ソンヒョンはめちゃくちゃ強い選手ですが、ここでづまづいていたら前回の勝ちが意味ないものになってしまう。着実に一歩一歩クリアして、目指すは世界最強。絶対にそこまで自分は行けると思っているので、誰が相手でもやることは一緒ですね」と、自分の戦い方が出来れば勝てるとした。
RISE年間最大のビッグマッチと位置づけられているELDORADOには4年連続の出場。「年間最大のビッグマッチということプラス、毎回その年の初戦じゃないですか。だから特別な感情はないけれど、今年一発目をどういう形で飾れるかは1年の流れを決める意味でも重要な一戦。最初は負けてしまいましたがそこからは勝っていて、まだELDORADOではKOがないのでバチッと決めたいですね」と、今度こそKOしたいとする。
「ソンヒョンは前回KO負けしていますが、本来タフな相手。倒れているイメージがなかったので、無難に勝ちたくないのはありますね。前回の試合も絶対に負けたくない気持ちが一番だったけれど、それだけじゃダメだなと思って。勝ち方で印象って全然違うと思う。無難に勝ちましたで勝った実績は凄く大事だけれど、あまり記憶には残らない。人々の記憶に残る試合展開を目指して今後やりたいなと思っています。よりそこにはこだわっていきたい」と、記憶に残る試合をしていきたいと話した。
そして「今年初戦。豪華なカードが並びますがスーパーライト級は今年1年で自分の中で盛り上がる階級だと思っているので、一発目でインパクトある試合をします」と、トーナメントへ向けてスーパーライト級を盛り上げていきたいと語った。