RISEに2度目の殴り込みを果たす池田。2連勝でRISEのタイトル挑戦を狙う
2024年3月17日(日)東京体育館『ABEMA presents RISE ELDORADO 2024』で行われる「K-1vs.RISE全面対抗戦」に出場するKrushバンタム級王者・池田幸司(ReBORN経堂)が4日(月)インタビューに答えた。
池田は2023年12月、RISEに殴り込み松下武蔵を判定で破っており、2度目のRISE参戦となる。
【写真】RISE初参戦でワンキャッチワンアタックを巧みに使いこなした池田
「タイの先生から習っているのでそのテクニックを見せられてよかったです」と前回の試合はムエタイテクニックを見せることが出来たという池田だが、「今回の相手はムエタイで経験を積んできた選手なので、今回はK-1スタイルで行こうと思っています。戦い方がガラリと変わることはないですが、意識はK-1のアグレッシブスタイルで乗り込んでいきたいと思います」と、前回よりもK-1スタイル寄りの戦い方で行くと宣言。
対戦するRISEスーパーフライ級5位・花岡竜(橋本道場)に関しては「テクニカルで身体に技術が染みついている手強い選手」と評しながらも「攻略する自信はもちろんあります。一方的な展開になりますよ」とし、倒せるイメージは「100%ですよ。ボディとかローは強そうなのでアゴ一択ですね」と自信たっぷり。攻略法のヒントはと聞かれると「“力”ですね」と答える。
花岡は“平成最後の怪物”と呼ばれ数々のタイトルやトーナメント優勝をものにしている。しかし前回11月の「RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメント」では1回戦で政所仁にKOで敗れた。池田は「上手さは本物だと思いますが、そういうところでコロっとコカされてしまう選手なので今回もその隙を狙っていきます」と、完璧な選手ではないとした。
対戦相手として「意識したことはなかったですね。違う団体なので意識はしていなくて組まれたのでちょっとビックリしてました」と言うが、「同じ階級でトップ選手なので試合はチェックしていました。特に石井一成選手に勝っていたのでその頃から意識はしていましたね」と以前から注目はしていたのだという。
RISEの舞台は「華やかで会場も大きくて演出もいいですよね。戦ってる方も楽しかったし、今回も華やかな舞台で大勢の人に見てもらうのをワクワクしています」とし、RISEルールが合っているとの声が多い事には「ちょうど組みやキャッチの練習を取り入れていたところだったので、そこは見せられたのでやりやすかったです」と練習していたことが出せたからだとする。
ただ今回は「相手の土俵の選手なので、ちょっと違うK-1スタイルをお見せしたいと思います」とRISEルール用のスタイルでは行かないと改めて宣言。記者会見では宮田充Krushプロデューサーから「ちんけな判定勝ちなんていらないから池田は倒して欲しい。倒せないなら倒されるくらいの試合を望んでいます」との檄を飛ばされたが、「ありがたい言葉をいただいたと思っています。前回は判定だったので、それだと会場も沸かないし、対抗戦として組まれるならド派手にあからさまに勝ちたいと思います」と今回はきっちりと差をつけて勝つと燃えている。
「一発一発の力強さは日頃から意識しているので、僕の場合倒そうと思うと上手くいかないので自然にやって最後倒しているというのがいい。倒す意識は持って、自分の試合をしていこうと思っています」と話した。
さらに池田は「かなりトップと言われる選手だと思うので、これに勝ったらRISEだったら田丸選手、志朗選手に挑戦してタイトルを狙いたいです。次、戦います。花岡選手を倒したらタイトルマッチお願いします。RISEのベルトを今年撮ます。K-1選手が取ったら面白いじゃないですか」と、花岡に勝ったらRISEスーパーフライ級王者・ 大﨑一貴に挑戦させてもらいたいと言い放つ。
同大会ではその志朗vs.田丸のRISE世界バンタム級(55kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長Rもあり、その予想を聞かれると「タイプが違うのでどんな展開になるか楽しみです。僕は経験で志朗選手が勝つと思っています。田丸選手もスピーディーなので圧倒する場面もあると思いますが、僅差の判定で志朗選手が最後にその差を見せて勝つと思います」と志朗の勝利を予想。
では、RISEとK-1の対抗戦で注目しているカードと予想はと聞かれると「与座選手と中村選手はどっちもパワーがあって強い選手なので、どっちのパワーが優るのか楽しみです。この試合は予想が難しいですね。SNSで中村選手が勝ちそうって言ったら凄い叩かれたので予想は控えます」とした。
最後には「バンタム級(RISEではスーパーフライ級)で倒せる、一番ド派手な試合を池田がお見せするので注目お願いします。期待してください」とアピールした。