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【スックワンキントーン】健太とポッシブルKでスーパーライト級王座決定戦、ミドル級王座決定トーナメントが開幕

2024/03/04 15:03
 2024年4月14日(日)東京・後楽園ホール『スックワンキントーンadvance』の主要対戦カードが発表された。  メインイベントとして、スックワンキントーン スーパーライト級王座決定戦3分5Rで健太(E・S・G)とポッシブルK(K'GROWTH)が対戦。  健太は2005年にプロデビューすると、2008年5月にNJKFウェルター級王座を獲得。その後、NJKFスーパーウェルター級王座、初代Krush -70kg王座、WBCムエタイ日本ウェルター級王座も獲得し、NJKFを代表する選手として『ONE Championship』など世界を舞台に戦ってきた。2021年9月にホームリングNJKFでの試合で100戦目に到達、その試合を勝利で飾っている。2024年2月には『KNOCK OUT』に参戦し、初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者・良太郎に判定3-0で完封勝利し、ベテラン健在ぶりを示した。戦績は66勝(21KO)43敗7分。  ポッシブルはシュートボクシングを主戦場にしながら、様々な団体に出場。2023年12月3日には『Bigbang』でMA日本ライト級王者・平澤優聖を2RでKOして6連勝を飾ったが、同月25日の香港遠征でヒュン・ツェイ・ヘイデンに判定で敗れ連勝がストップ。2024年2月のスックワンキントーンでは小林司に判定勝ちしている。戦績は22勝(10KO)16敗。  健太はKNOCK OUTの一夜明け会見にて、「しばらくベルトを巻いていないので」とKNOCK OUTのタイトル挑戦にも意欲を示していたが、まずはスックワンキントーンで5本目のベルトを狙うことになった。ポッシブルは2016年に獲得したTENKAICHI Gスーパーライト級王座以来のタイトルとなる。  スーパーバンタム級次期挑戦者決定トーナメント1回戦では、前田浩喜(CORE)とSHU(D-BLAZE)が対戦。  前田は2004年8月プロデビューのベテラン選手で、第6代NJKFスーパーバンタム級王者、第8代・第11代NJKFバンタム級王者。サウスポーから繰り出す左の蹴りとストレートを得意としており、2020年2月にはISKAムエタイ・インターコンチネンタル・フェザー級王座にも挑戦した(判定2-1で惜敗)。2021年9月には国崇とのベテラン対決でTKO勝ちしている。2022年2月、大輔に判定勝ちしてNJKFフェザー級王者となり、3階級制覇を達成した。  SHUは2020年9月にプロデビュー。6勝2敗の戦績でタイでも1勝をあげている。  この試合の勝者はすでに決勝進出を決めている笠原直希(シーザージム)と挑戦者決定戦を行うことになる。  また、ミドル級王座決定トーナメントも今大会からスタート。津崎善朗(LAILAPS東京北星ジム)vs.小原俊之(キングムエ)、バス・レンジャージム(タイ/レンジャージム)vs.平塚洋二郎(チームタイガーホーク)の1回戦2試合が決定している。 【写真】津崎(左)と小原 津崎は現ラジャダムナンスタジアム認定ミドル級王者・石毛慎也を師に持ち、2020年9月の新日本キックで同団体のウェルター級王者リカルド・ブラボと引き分けている。2020年12月のREBELSでは渡慶次幸平に判定勝ち。2022年12月にはクンタップと第2代KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王座決定戦を争って判定で敗れたが、2024年2月のKNOCK OUTでMASATO BRAVELYを判定2-1で破り、KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級暫定王者となった。戦績は13勝(4KO)13敗2分。  小原は国内ムエタイ名門のキング・ムエ所属。HOOST CUP王者チューチャイには延長戦で惜敗しているが、NKB元王者のスラッガー・村田聖からパンチでダウンを奪って勝利し、NKBトーナメントでは村田清吾にもKO勝利している。2022年12月にはHOOST CUP日本EXミドル級王者となった。前戦は2024年2月に『シュートボクシング』で風間大輝に判定負け。ヒジ打ちを得意とする国内ミドル級のベテランファイター。戦績は14勝(8KO)13敗2分。 【写真】バス(左)と平塚 バスは『BOM』でお馴染みの重量級ムエタイ戦士で、2022年7月のBOMではK-1ファイターの植村真弥から判定勝ちを収めている。  平塚は総合武道・空道の選手で、2013年『北斗旗全日本空道体力別選手権大会』の-260クラスで優勝している。近年はキックボクシングに挑戦し、2018年10月にはJ-NETWORKスーパーウェルター級王者となった。同年12月のKrush初参戦では神保克哉に、2019年6月には小鉄に判定負け。2020年11月のNJKFではマリモ―に判定2-1で競り勝った。2021年10月にはKNOCK OUTに初参戦するも中島弘貴に敗れている。  出場予定選手は以下の通り。赤土公亮(D-BLAZE)は、1986年にMA日本キックボクシング連盟フライ級王座、1987年に全日本キックボクシング連盟フライ級王座(認定)、1992年1月に同バンタム級王座を獲得して二階級制覇を達成したテクニシャンで、“天才”と謳われた名キックボクサー・赤土公彦の息子だ。2023年3月にプロデビューし、現在2戦2勝。 <出場予定選手>角谷祐介(NEXTLEVEL渋谷/スックワンキントーン スーパーフェザー級王者)竜輝(LEGENDGYM/スックワンキントーン スーパーフライ級王者)NAO・YK(YKジム)青木大好き(OZジム)赤土公亮(D-BLAZE)全11試合予定
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