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インタビュー

【RIZIN】日本に家族で移住も検討、ルイス・グスタボ「堀江は打撃しかできない。“ようこそ、ライト級へ”という試合を見せたい」

2024/02/22 15:02
【RIZIN】日本に家族で移住も検討、ルイス・グスタボ「堀江は打撃しかできない。“ようこそ、ライト級へ”という試合を見せたい」

(C)RIZIN FF

 2024年2月24日(土)にSAGAアリーナで開催される『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』のメインイベントで、ライト級転向2戦目の堀江圭功(ALLIANCE)と対戦するルイス・グスタボ(ブラジル)が22日、個別インタビューに応じた。

 グスタボはヴァンダレイ・シウバの推薦を受けて、アンドレ・ジダのチームEVOLUCAO THAIでデビューから9連続フィニッシュ勝利。2018年8月にRIZIN初出場で矢地祐介に2R KO勝ち。2019年4月に、朝倉未来に判定負け後、同年10月に上迫博仁に1R TKO勝ち。2019年大晦日のライト級トーナメント準決勝でパトリッキー・フレイレに1R 自身初のTKO負けを喫したが、2022年4月に矢地祐介に、9月に大原樹理にいずれもTKO勝ち、2023年4月には武田光司にも競り勝った。現在3連勝中。

 対する堀江は、RIZINフェザー級(66kg)で、関鉄矢、佐々木憂流迦、佐々木憂流迦を相手に3連勝後、2023年4月のヴガール・ケラモフ戦で一本負け。9月の『RIZIN.44』から1階級上のライト級(71kg)に転向し、スパイク・カーライル(米国)に判定勝ちした。

 堀江との試合に向け、グスタボは、冒頭「またここに来れて、メインを戦えてとても嬉しいです。心身ともに捧げて素晴らしい試合を見せたい」と意気込みを語った。

 昨年秋から日本入りし、カルペディエムを拠点にトレーニング。世羅智茂や、出稽古に来たイゴール・タナベ、住村竜市朗、小見川道大らとも練習してきた。

 もともと「ファンと交流し、日本の文化を深く知るため」の来日だったが、「10カ月前に比べ、柔術をより磨いてきました。サブミッションも強化された」と、得意の打撃に加え、寝技も強化されているといい、「かきフライなど日本食は全部好きで、将来的に家族を呼び寄せて日本に住みたいとも思っています」と語った。


(C)Michihiro Omigawa

 対戦相手の堀江については、「強くていい選手だが、制限がある。堀江がパンチやキックしかできないのに対し、自分は柔術もレスリングも出来るし、もちろん打撃でも優っている。1Rで必ずKOしたい。この階級で打撃で勝つなら自分が一番強い」と、打撃のみならずトータルで勝っているとした。

「1Rだろうが2RだろうがKOしたい。15分間でも素晴らしいショーを見せられる」と自信たっぷりのグスタボ。嵐のような打撃の圧力からケージに追い込んでのパンチ、蹴りのラッシュが勝ちパターンだが、ときにそこにテイクダウンを入れてパウンドする強さも持つ。

 しかし、堀江は階級を上げたライト級でもスパイク・カーライルのテイクダウンをことごとく切るほど、テイクダウンディフェンススキルを上げている。

 堀江の腰の強さについてグスタボは、「自分がテイクダウンする自信がすごくあります。堀江は階級上げて来たけど“ようこそ、ライト級へ”という試合を見せたい。絶対に打撃を避けてテイクダウン&パウンドする自信があります」と、MMAとしてのTKO勝ちにも“絶対”の自自信を見せた。

 18日にはUFCで師匠のヴァンダレイ・シウバが殿堂入りを果たした。「ヴァンダレイはこのスポーツにとても貢献した人。僕は彼を見て育ったから、とても素晴らしいことだと感じました」と笑顔を見せたグスタボは、「オネガイシマス、カカッテコイ!」と、新たな“ホーム”で日本語で意気込んだ。

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