2024年2月18日(日)東京・プリズムホールにて開催された『BreakingDown 11』の第7試合で、レオと無効試合になった咲人が自身のYouTubeチャンネルを更新した。
この試合は延長戦で、レオが突っ込んで右ストレートを打ったところで両者もつれて倒れ込む。その際にレオの右ヒジで咲人の頭部が押しつぶされる形となり、咲人は失神。即座に担架で運ばれて無効試合となった。
咲人は試合直後に病院へ行ったが、「記憶飛んだの初めてだよ。同じことを何回も言っていて、さっき言ったことも忘れてる。動画見た時に再検査絶対に行こうと思って朝行った」と翌朝に再検査へ行き、1日かけて精密検査と整形外科での治療を行ったという。
その結果、脳震盪と首のむち打ちで「1週間絶対安静。酒、運動、お風呂に浸かるのもダメ」と診断された。
咲人は「終わってから何回も動画見返した。何回見ても悔しいね。あとレオのあの行為には腹立つし」との感想を話し、「1つ試合見て思ったのが試合内容、よくなかったね。1分で片づけられなかった自分が悪い」と1分で決着が付けられなかった自分が悪いとする。
それでも延長戦でレオが尻餅をついた右ストレートは「あれダウンじゃないの」と不満気味、レオのローキックがローブローになったことには「あそこはちゃんと時間もらうべきだったね。行かなければいけないって思っちゃったね。わざとだろうがわざとじゃなかろうがダメなものはダメ。反則じゃん」とし、「向こうだけルール守らなくて向こうの体重に合わせて…」と、話しているうちにところどころで怒りがこみ上げてくる様子。
そして「僕はレオの行為に関しては許せん。オーディションだったり、そういうところでいろいろ乱闘騒ぎしたりとか、不意打ちで殴ったり蹴ったりしてきたけれど、それは盛り上げるためのことなのかなと思って。100歩譲ってめっちゃグッとこらえて怒りの感情をころして。こいつクソガキだし10個も下だし『ハイハイ』って思えていたけれど、僕が担架で運ばれてる時に中指立てたのは正直失望したよね。こういうことしちゃうヤツなんだと。(終わった後まで態度悪い人って)あんまいないじゃない。あそこでしかも何を勘違いしているのかさ、勝ち誇った…あの金的当てて『ウェ~イ』もあれもめっちゃムカつくよね。とんだサイコパス野郎だよね」と、中指を立てた行為は許せないときっぱり。
そのうえで「もし再戦があるって言うのであれば、もっと強くなってやろうと思うし、逆にこれがバネになるなと思った。プラスに変えられるものっていうのはいっぱいあるなって思ったから」とポジティブに考え、「試合が終わってから溝口さん(BreakingDown COO)が来て、11.5(※次回大会)もし咲人が望むなら俺は組むから、みたいなことを言ってくださったけれど、(3月の)11.5はちょっとキツいんじゃない(笑)。やるならちゃんと体調とかも全て整えた状態でやりたいなって思うかな。でもネットの皆さんはレオ出すな、と。レオと関わらないでくれって意見を凄くいただいていたので、意外だったなと思って。でも需要なんで、結局。僕の試合が見たいか、見たくないかだけじゃん。それを決めるのは運営さんだしさ。
そこまで僕が気にすることじゃないと思う。ただ盛り上げたいって気持ちだけで。そう思いました。この動画で再戦したいとか再戦するぞとか、レオは追放してくれとかは僕が言えることじゃない。いったんとりあえず療養していろいろな人の意見を聞いてみようと思います」と、レオとの再戦もレオの処分も自分が決めることではないと語った。