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【BreakingDown】朝倉未来、次回大会は「オーディションをわざわざやらなくてもかなり面白いカード」今後の対抗戦構想も語る

2024/02/18 22:02
 2024年2月18日(日)東京・プリズムホールで開催された『BreakingDown 11』の大会終了後、朝倉未来CEOが総括を行った。 「喧嘩自慢対抗戦と地下格闘技レジェンドとの対抗戦が一番盛り上がった。対抗戦で仲間意識が生まれるのと、対抗戦だと同じ応援団が多いので声援が凄く盛り上がりましたね。バンタム級トーナメントに関しては一番意外な選手が優勝して、これがBreakingDownの面白さだなと思いました」と振り返り、ベストバウトには「ヒロ三河とてるが一番盛り上がったんじゃないかなと思いましたね」と、第23試合で行われた「地下格闘技レジェンドvs.BreakingDown対抗戦」の大将戦をあげた。  無効試合となったファン・ホセ・ランダエタvs.虎之介、咲人vs.レオ、負傷決着で不完全燃焼となった爆音那智vs.ホール・大雅・レオンについては早急に再戦を組みたいとの意向。  バンタム級トーナメントを制して初代王者となった井原良太郎については「(評価が)上がりましたね。一発の威力と当て勘が凄いですね。格闘技的に見たらまだまだプロの試合では勝てないと思うので、立場が人を変えると思うので王者になってこれから練習を頑張ってもらってプロの選手に勝てるような存在になってもらいたいですね」とし、「でも練習をしないからこその良さもある。見づらさとか。今のいい部分を活かしながら練習をしてもらいたい。今後チャンピオンになると狙われるんですよ。僕がアウトサイダーの王者になった時にもプロの選手が絡んできたので。美味しい存在なんですよ、プロの選手からすると。井原選手はその標的になると思うので、そこで簡単にやられるような選手にとどまらずプロを喰っていくような選手になって欲しい」と期待をかける。  トーナメントを負傷欠場した冨澤大智との決着戦は「冨澤くんの怪我がどれくらいなのか分からないので、次の12に間に合うのかどうか。ただバンタム級の強い選手が多かったので、もしいなかったら先にそれと戦ってもいいかなと。村田(将一)選手とかよーでぃーとか。その辺がかなり強いのでその辺と組んでもいいかなと思いますね」と、冨澤の回復次第としながらもバンタム級の有望選手との試合も見たいとした。  前日会見で「負けたらBreakingDown卒業」を宣言していた、愛弟子の一人である西谷大成の今後は「本人が卒業するっていうなら卒業でいいかと。本来目指しているのはRIZINだし、MMAの選手なので。来月の試合はRIZIN的にどうなのかな(2度ダウンしてKO負けのため)。今日の負けどうこうよりも来月勝てばいいと思います」と、3月23日(土)神戸ワールド記念ホール『RIZIN LANDMARK 9』で決まっている試合に出られるかどうかを心配しつつ、本人の意思を尊重するという。  朝倉が楽しみにしていた元小結の明月院秀政の感想を求められると「試合前の幻想は凄かったんですけれど、相撲の選手はあまり強くないのかなって。BreakingDownの中で3、4戦出てきてもらっていると思うので。やっぱり打撃となるとどうなのかな。朝青龍に出てきて欲しいですね。絶対に強そうな。身体能力めちゃ高い系の本物の相撲取りが出てもらえたら面白いことになるんじゃないかな。朝青龍とか千代の富士さんとかそっちの系の相撲取りで結果も残している選手がめっちゃ強いと思うので」と、ただ大きいだけでなく身体能力も優れている選手に出てきて欲しいとする。  相撲出身選手との対抗戦はあるかと聞かれると「視聴者の幻想が崩れてしまっていると思うので、誰か一人めちゃめちゃ強い選手が出てきてくれたらあるかと思います」と苦笑交じりに答えた。  今後の対抗戦については「考えているのはあります。例えば、ひな壇(レギュラーメンバー)同士の対抗戦とか。あとはレジェンドが強かったので、やっぱり地下格で何戦もしている選手は華が凄くて。アウトサイダー出身の選手たちと戦っても面白いかなと思って。他にもいろいろな企画を考えているので、試合数が多くなってしまうのでどれくらい出来るか分からないですけれど、対抗戦は今後も続けていきたいと思います」とした。  次回『BreakingDown 12』に関しては「3つくらい企画を考えています。ただ企画をやりすぎるとオーディションで選べる試合の数が少なくなってしまうので一気に出せないんですよ。次の12はオーディションをわざわざやらなくてもかなり面白いカード、RIZINみたいに記者会見だけでも(いいくらい)もっと面白い試合の想定があって。だからどこまで企画を出すかはまだですけれど、頭の中で何個かはあります」と、面白いカードが出来そうだと予告。  また、『BreakingDown10.5』がなかったのはなぜかと問われると「.5は経営として赤字で。もしやるのだったら少額のPPVにしようかなと。来月試しにやってみて。それで多分トントンくらいにはなると思うんですよ」と、これまでYouTubeにて無料配信していたが有料にしてリニューアルすると話した。
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