2024年2月9日(金)タイ・ルンピニースタジアムにて『ONE Friday Fights 51』が開催される。
先週2日に開催された『ONE Friday Fights 50』に日本からリカルド・ブラボ(アルゼンチン/ウィラサクレック・フェアテックスジム)、栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)の2名が出場したのに続き、今大会でも日本から2名が出場する。
第2試合のキャッチウェイト (-62.6kg) キックボクシングルールでテミルラン・ベクムルザエフ(ロシア)と対戦する奥山雅仁(OISHI GYM)は、名古屋の名門OISHI GYMのホープで、SB日本ウェルター級王者・奥山貴大の弟。プロデビューから5連勝を飾り、6戦目で初黒星を付けられたが、2023年5月にS-BATTLEライト級王座を奪取すると、6月に修斗で行われたCKC2023 -63kgトーナメントでは優勝。8月のRISEで陽勇に判定負けで連勝がストップ。12月にはホーストカップで宮本雅大に勝利して再起を果たしている。戦績は10勝(4KO)3敗。柔道初段。
第1試合のキャッチウェイト (-62.6kg) ムエタイルールでチュースアン・チューマルンファーム(タイ)と対戦する佐藤知稀(Tiger Muay Thai)は、タイのタイガームエタイで腕を磨く32歳。
また、第5試合のフェザー級キックボクシングルールでドミトリー・チャンゲリア(ロシア)と対戦するモハメド・ブタザ(モロッコ)は元Enfusion -67kg世界王者で、2022年5月からONEに参戦。初戦でダビット・キリアに勝利したが、シッティチャイ・シッソンピーノン、モハメド・シアサラニには判定負け。2023年9月にフルカン・カラバフから1年4カ月ぶりの白星を勝ち取った。戦績は15勝(4KO)2敗。
第6試合のバンタム級ムエタイルールでアンター・カセム(ベラルーシ)と対戦するアバター・PK・センチャイ(タイ)は2020年3月の『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』に来日経験があり、和島大海に3R40秒でKO負けしている。元WPMF世界ミドル級&スーパーミドル級の2階級制覇王者で、2018年トップキング・タイシリーズ -70kg級では優勝。2023年1月からONEに参戦し、最初の2戦は星を落としたがその後は3連勝中。
対するカセムはONEで2勝2敗。前戦は2024年1月にフェラーリ・フェアテックスに判定で敗れているが、その前にはアバターにも勝利しているラフィから勝利を収めた一戦が光る。 なお、今大会はU-NEXTにてLIVE配信される。