元PANCRASE女王のビビアニが、UFC4連勝中のシウバとブラジル対決。(C)Zuffa LLC/UFC
2024年2月3日(日本時間4日)、米国ラスベガスのUFC APEXにて開催される『UFC Fight Night: Dolidze vs. Imavov』『ROAD TO UFC Season 2』の前日計量が2日(同3日)、同地にて行われた。
UFNでは、女子フライ級で元SEI☆ZAのユリア・ストリアレンコ(リトアニア)と対戦するルアナ・カロリーナ(ブラジル)が129ポンド(58.51kg)で体重超過。カロリーナ以外の選手は全員、計量をパスしている。
メインイベントのミドル級では8位のロマン・ドリーゼ(ジョージア)と11位のナッソーディン・イマボフ(フランス)が激突。
35歳のドリーゼは、2021年6月のラウレアノ・スタロポリ、カイル・ドーカス、フィル・ハウズ、そして次週のメイン登場のジャック・ハーマンソンを相手に4連勝・3連続フィニッシュ勝利も、2023年3月の前戦で王座挑戦経験のあるマービン・ヴェットーリに判定負け。再起を目指す。
対する28歳のイマボフは、ロシアのダゲスタン出身で、2021年2月にフィル・ハウズに判定負けも、以降3連勝。イアン・ハイニッシュとエドメン・シャバージアンをTKOに下すと、ホアキン・バックリーに判定勝ち。2023年1月にケルヴィン・ガステラムの欠場により後の王者ショーン・ストリックランドとライトヘビー級契約で対戦し、0-3の5R判定負け。
2023年6月の前戦では、ミドル級14位でTDディフェンス100%のクリス・カーティスから3度テイクダウンを奪うなど攻勢に立つも、2Rに偶発的なバッティングにより、カーティスが試合続行不可能となり、ノーコンテストに終わっている。ミドル級上位に上がるのはドリーゼか、イマボフか。
女子フライ級では、元PANCRASE女王のビビアニ・アラウージョが、UFC4連勝中のナタリア・シウバとブラジル対決に臨む。
また平田達郎が参戦中のフライ級で、チャールズ・ジョンソン(米国)とアザト・マクスム(カザフスタン)が対戦。ジョンソンはLFA王者としてオクタゴン初戦でモカエフと対戦し、判定負け後2連勝も、現在はオズボーン、ダーデン、エステヴァン相手に3連敗中。
対するカザフスタンのアザト・マクスムはMMA17勝無敗で、2023年7月のUFCデビュー戦でタイソン。ナムにスプリット判定勝ちして以来の試合となる。
なお、全試合終了後に『ROAD TO UFCシーズン2』の決勝戦3試合が行われる。
同大会は、日本時間4日朝6時にスタート予定のプレリムおよび9時開始予定のメインカードを含む全試合が「UFC FIGHT PASS」ならびに「U-NEXT」でライブ配信される(『ROAD TO UFC 2』は13時半開始予定)。