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【GLADIATOR】フライ級王座決定T準々決勝3試合、NavE vs.藤沢彰博、久保健太vs.オトコンバートル、イ・スンチョルvs.オトコンバヤル=3月3日(日)大阪

2024/02/03 00:02
 2024年3月3日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催される『GLADIATOR 025』にて、「フライ級王座決定トーナメント」準々決勝3試合が行われることが決定した。  2月16日(金)に配信のみで行われる『GLADIATOR CHALLENGER SERIES01:Bang vs Kawana II』での和田教良vs.チェ・ドンフンで同級トーナメント準々決勝が開幕。続くこの3月大会で、NavE vs.藤沢彰博、イ・スンチョルvs.ツェルマー・オトコンバヤル、久保健太vs.オトコンバートル・ボルドバートルの3試合が組まれた。 ▼GLADIATORフライ級トーナメント準々決勝 5分3RNavE(N★TRUST/第3代GLADIATORフライ級王者)藤沢彰博(心技道場/TEAM THAI-YO)  2023年3月にニャムジャルガル・トウメンデムベレルに1R KO負けでベルトを失って以来、9月のPROGRESS組み技戦で、前田吉朗に一本勝ちで再起の一歩を示した34歳の元チャンピオン・NavEにとって、約11カ月振りのMMAマッチがトーナメント準々決勝となった。  対戦相手の藤沢は長く「ONE Championship」を主戦場としてきたタイ・バンコク在住ファイター。2017年のプロデビュー以来、日本で戦うのは今回が初めてとなる。44歳。ONEでは、2020年8月にポンシリ・ミトサティットにTKO勝ちも、2023年1月の復帰戦でコルトン・キエルバサにリアネイキドチョークで一本負けしており、日本で再起を飾れるか。 NavE「目の前の試合、目の前の相手に全力で勝つ事だけに集中して挑んでいく」 「今回フライ級王者を決めるトーナメントへの参戦ですが、王座を陥落した自分が言うこの発言が良いか悪いかも分かりませんが、今の自分の気持ちとして『チャンピオンになりたい』という思いより、自分が好きになったMMAの試合で『ただ試合がしたい!』『ただ勝ちたい!』という思いがが、一番強くあります。昔の自分のように一つひとつ、目の前の試合、目の前の相手に全力で勝つ事だけに集中して挑んでいく。その結果で自然とベルトが巻けるのではないかと思っています! 次の試合は全力かつ冷静に闘って、ただ勝つ事だけにフォーカスして挑みたいと思っています」 藤沢彰博「海外在住ファイターの存在感をアピールしたい」 「この度は試合を組んで頂きありがとうございます。強い選手と組んでもらえてとても楽しみです。しっかり倒して勝って海外在住ファイターの存在感をアピールしたいと思います。よろしくお願いします」 [nextpage] ▼GLADIATORフライ級トーナメント準々決勝 5分3Rイ・スンチョル(DK GYM/韓国)ツェルマー・オトコンバヤル(Shiren Beelii Fighting Center Mazaalai Fighting Center/モンゴル)  チェ・ドンフンに続き、韓国からフライ級トーナメント出場が決まったイ・スンチョルは、ドンフンと同様に2023年12月大会で初来日を果たし、澤田政輝に右ストレート一発で初回KO勝ちを収め、衝撃を残している。今回はタフなオトコンバヤルを相手に真価が問われるフライ級戦に臨む。  対するオトコンバヤルは、前GLADIATORバンタム級王者テムーレン・アルギルマーの従弟で、その彼をMMAの道に誘った存在。MMA戦績は7勝5敗ながら、モンゴルのアマチュア立ち技シーンで数々の実績を残す豪腕ファイターで、2023年11月に福岡で開かれた『BLOOM FC』旗揚げ戦で上田将年に判定負けを喫したものの、深く入った三角絞めと腕ひしぎ腕固めに耐えきった根性&フィジカルを見せている。 イ・スンチョル「3Rフルにスピードとスタミナで押し切る」 「GLADIATORのトーナメントに参加させて頂き、光栄です。今回のトーナメントの全試合、全てフィニッシュ出来るようにしっかり準備して、必ず優勝するようにします。モンゴルの選手達は、力が強いと思います。対してスピードとスタミナで押し切るつもりで、3ラウンドをフルに活用して相手をイジメます。応援よろしくお願いします」 オトコンバヤル「100パーセント勝つ自信があります」 「今回、素晴らしいオファーを受けたことをとても嬉しく思っているとともに、GLADIATORの関係者の皆様に感謝を申し上げます。試合に関しては100パーセント勝つ自信があります。対戦相手のイ・スンチョル選手にとって、過去のどの試合よりも激しい試合になるので、しっかり練習してきて欲しいです。3月3日は大会ベストバウトを狙っています。試合が待ち遠しく仕方がありません」 [nextpage] ▼GLADIATORフライ級トーナメント準々決勝 5分3R久保健太(GSB多治見)オトコンバートル・ボルドバートル(Shandas MMA Fitness Center/モンゴル)  オトコンバヤルに続き、2人目のモンゴル人ファイターのオトコンバートル・ボルドバートルは、2024年1月にプロMMAデビュー戦を勝利したばかりのルーキー。しかし、師匠のジャダンバ・ナラントンガラグの「既にモンゴルでは相手がいない」という推薦を受けての抜擢となった。  そんなモンゴルの超新星と戦う久保は、2023年12月大会でチェ・ドンフンに壮絶なKO負けを喫したものの、3Rに見せた反撃は見る者に感動を与えた。体調不良にもかかわらず「DOUBLE GFC」フライ級王者を相手に真っ向勝負を挑んだ戦いは、まさに久保の生き様が伝わってくる魂のファイトだった。韓国に続き、モンゴルとの新鋭を相手にどのような戦いを久保が魅せるか。 久保「万全でリングに上がれば、前回の試合とは比べられない程の強さと最高の試合に」 「まずGLADIATORフライ級王座決定トーナメントの出場権を頂けた事を心から嬉しく思います。前回の『GLADIATOR 024』大会で不甲斐なくもチェ・ドンフン選手に負けてしまい、トーナメントの道は閉ざされてしまったと思いました。ドンフン選手との試合では、戦う前から体調を崩してしまい、試合前日はもちろん当日も熱を抱えての試合となり、とても苦しい中での戦いとなりました。そんな状況の中でも試合をやり切った自分に胸を張りたい所ではありますが、それ以上に万全の身体で戦い、勝ち取りたい試合でした。  言い訳のように聞こえてしまいますが、前回の試合では不調な中で自分のできる事は気持ちの面も含め出し切っていたと思います。ただ、万全だったらもっと最高の試合が絶対にできました。そのなかで戦う姿勢を評価され、フライ級トーナメント出場権を与えて下さったのだと自分は思っています。今回のトーナメントは僕にとって最大のチャンスです。 トーナメントを出場させて頂くにあたり、次の対戦相手がモンゴル国の強豪選手であることを知りました。レスリングベースでかなりの強い選手だと思います。レスリングだけでなくアマMMAの各大会でも優勝、準優勝を飾る程の実績あるサラブレッドを感じさせるような強い選手だと思います。まずは対戦するオトゴンバートル選手に勝利し、勝ち上がることだけを考えて2回戦を目指します。  その為にまずは自分自身のコンディション、万全な身体でリングに上がる事が勝利と最高の試合をすることだと思っています。最後にこれだけ言わせて下さい。自身が万全でリングに上がる時は、前回の試合とは比べられない程の強さと最高の試合、GLADIATORを盛り上げられる自分、そこに自分の実力の立ち位置と結果がついてくると思います。試合当日、万全な姿で僕が試合をできることを楽しみにしていて下さい」 ボルドバートル「互いに持っているものを出し合って良い試合を」 「今回、GLADIATORフライ級トーナメントに出場できることになり、とても嬉しいです。これまでアマチュアの舞台で試合をしてきましたが、プロに転向して間もないにも関わらず、GLADIATORという大きな舞台で試合が出来ることに感激しています。相手の久保選手は経験豊富なベテランですが、お互いに持っているものを出し合って良い試合をしましょう」
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