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RIZINで活躍中のアゼルバイジャンのトフィック・ムサエフ、ヴガール・ケラモフ、メイマン・マメドフらが、コーチとともにフーリガン行為(暴力的行為など)で逮捕され、ケラモフに1カ月と26日間の拘留が命じられたと、アゼルバイジャンメディアが報じた。
現地『APA』と『Operativ Media』によると、首都バクーの大通り地域で「ヘッドコーチのルスラン・エフェンディエフとその生徒であるトフィック・ムサエフ、ヴガール・ケラモフ、メイマン・マメドフ、ハザール・ルスタモフ、ルファト・アサドフは、争いの状況を作り出し、フーリガン行為を行った疑い」で告発されているという。
一部現地メディアでは、その行為は『RIZIN』関連のセレモニー中の口論がきっかけとしており、2023年11月4日のアゼルバイジャン大会前後のバックステージで関係者とトラブルがあったとしている。ケラモフは2月1日から1カ月と26日間の拘留期間と報道されており、うちムサエフとマメドフに関しては「別の措置になる」と報じされている。ケラモフが報道通りに拘留されているとすると、『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』(2月24日・佐賀 SAGAアリーナ)出場に間に合わない可能性もある。
ケラモフは、2023年7月のフェザー級王座決定戦で朝倉未来を1Rリアネイキドチョークで仕留めて、RIZIN5連勝で王者に。しかし、11月の母国アゼルバイジャン大会での初防衛戦で鈴木千裕の下からの蹴り上げとパンチ連打により、88秒 KO負けで王座陥落。今回、佐賀での3カ月ぶりの再起戦で摩嶋一整と対戦することが発表されていた。
本誌の取材にRIZINでは、「事実関係や詳細を確認中」と答えている。