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2024年3月31日(日) 、立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE 30周年記念大会Vol.3『PANCRASE 341』の下記7カードが発表された。
▼PANCRASE女子アトム級選手権試合 5分5R
SARAMI(パンクラスイズム横浜)#1位/第2代修斗女子世界スーパーアトム級王者・18勝14敗
沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム)#2位・8勝3敗
クリスマス・イブ決戦を勝ち上がった2人による決勝戦。SARAMIがPANCRASE2戦目で戴冠するか、沙弥子は長期戦を狙い、5Rを削り続けられるか。
SARAMI「PANCRASEの歴史に名を刻む」
「準決勝(ジェニー・ファン戦)は、すごいしょっぱい試合になったんですけど、1R目から3R目ぐらいの勢いでくるかなと予想はしていたので、しっかり対応できて、自分の強さを見せて勝つことができて、本当に良かったと思います。本当、“こんな幸せなクリスマスイブでいいのかな”って思いました。(試合前は「PANCRASEと縁がありそうでなかった」と言っていたが)特別何か思い入れがあったっていうわけではないんですけど、勝利したことで“このベルトを巻くのは私が相応しいな”っていう気持ちになりました。
(決勝の“友人対決”は)特に変わらないと思います。このままだし、私たちもスイッチが入れば全然戦うので、そんな気にならない。Mei選手がすごく強いのは、以前一緒に練習をしていて知っていたので、 正直、“沙弥子選手はどうやって勝つのかな”って思ってたんですけど、しっかり勝ち取って来たので、素晴らしいなと思っています。2024年3月、このベルトを巻くのは私です。このベルトを巻いて、PANCRASEの歴史に名を刻めるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
沙弥子「友達対決でまた新しいドラマが見られる」
「準決勝(V.V Mei戦)は正直もう負けたなと思っていて、3R目はもう背水の陣で楽しむしかないだろうと、見てくださる皆さんに思いっきり楽しんでもらえるような5分間にしたいっていう気持ちで最後に立ち向かったことで、何とか逆転して勝つことができて良かったです。(笑顔になったのは)試合をやっていくうちにどんどん盛り上がってきてしまって、つい嬉しくなって表情に出てしまいました。
試合中にもう、ウジウジしても、出来ないことをやっても時間の無駄だから、出来ることに徹しようと思って、けっこう頭をすぐ切り替えられたのは良かったんじゃないかなと思います。そこまで大きな被弾とかもしなかったので、そこは自分でもまあ成長できた部分なのかなっていうのはあります。でも、まだまだ練習では出来ても試合では出せないっていうところが結構あったので、“まだ自分には伸びしろがある”っていう気持ち的な収穫もあったので良かったです。
(決勝の相手のSARAMIは)やっぱりグラウンドコントロールが上手だし、何より試合運びがすごい上手なんで、それに飲まれないように、自分らしさを突き通せばしっかり勝てるかなっていうのはあります。“友達対決”ということで、また新しいドラマが見られるんじゃないかなと思うので、楽しみにしていていただけたら嬉しいです。今、現状で(SARAMIと)一緒に練習しているわけではないので、戦うとなってもお友達とか関係なく感情はなく試合することができます。あと、今回の試合は“楽しかった”と言ったんですけど、決勝の試合当日は“恐怖を味あわせよう”と思います。
このベルトが似合うのは私だと思っています。まだまだ成長の余地があるし、改善の余地もあるので、まだ準備できる期間もあるし、しっかり準備してしっかり勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」