武尊を相手に防衛を果たしたスーパーレック。早くも次の対戦相手が話題に(C)ONE Championship
2024年1月28日(日)東京・有明アリーナにて開催された『ONE 165: Superlek vs.Takeru』。メインイベントのONEフライ級(-61.2kg)キックボクシングタイトルマッチ3分5Rで、王者スーパーレック・キャットムーカオ(タイ)が判定3-0で武尊(team VASILEUS)の挑戦を退けた。
スーパーレックは自身のInstagramにて「武尊のあの一発を受けたとき、私の身体は凍りつき、生き残るためには何でもしなければならないとしか考えられなかった」との言葉とともに、3Rに武尊が猛攻を仕掛けた動画を公開。それほどピンチに追い込まれ、勝つために必死になったということだろう。
続けて「間違いは成功の一部」とも投稿。3Rのミスは勝利するための一部だったと綴った。
これでロッタン(ムエタイルール)、武尊(キックボクシングルール)と最強のライバルたちを退けたスーパーレック。そうなると次の対戦相手はどうなるのか。ONEではさっそく「WHO'S NEXT?」と、スーパーレックと誰の試合を見たいか、との画像を公開。
そこには武尊、ロッタン、ジョナサン・ハガティ(ONEキックボクシング&ムエタイ世界バンタム級統一王者)の3人の顔写真が並べられそれぞれに「II」の文字。つまりこの3人の誰との再戦になるかということだが、その横には「OTHER」とシルエットの画像も。チャトリONE代表が「彼はキックボクシングのパウンド・フォー・パウンド世界最強だ」と称したスーパーレック。次の試合にも注目が集まるだろう。
一方、武尊戦を負傷欠場したロッタンも1・28の後に自身のInstagramを更新。スーパーレックvs.武尊のことには触れず「90%はすでに回復しているよ。次の試合で会いましょう」とメッセージを送っている。
武尊が「(結論は)気長に待っていて欲しい」としていることから、スーパーレックの次の相手はやはりロッタンとの再戦が有力か。両者は2023年9月に対戦し、スーパーレックが判定3-0で勝利を収めるも、スーパーレックが体重超過で計量をパスできず、ノンタイトル戦として行われた(本来ならロッタンが保持するONEフライ級ムエタイ世界タイトルマッチとして行われるはずだった)。