あくまでも「自分のためにやる」と話した青木
2024年1月28日(日)東京・有明アリーナ『ONE 165』の記者会見が、25日(木)都内にて行われた。
第9試合のONEライト級(※77.1kg)5分3Rで対戦する、青木真也(日本)とセージ・ノースカット(米国)が出席。
笑顔のノースカットは「日本で試合が出来るのでワクワクしています。感謝します。レジェンドである青木真也との対戦で楽しみな気持ちでいます」と挨拶。それに対してうつむき加減で厳しい表情の青木は「自分が納得したい。自分のためにやりたい。それが伝わらなくてもかまわない。1月29日は自分のためにやる。それだけです」と話した。
応援しているファンにそれでも伝えたいことは、と聞かれると青木は「僕のお客なら伝わりますから。僕は自分のお客を信用していますから。作り手自らが下に降りて作るつもりはない。僕のためのものなので。僕が納得するための試合なので、それを見ていただければと思います」と、自分の本当のファンにならば伝わるはずだと答える。
青木が「トップレベルの舞台でやれるのは最後」と発言していることについて聞かれたノースカットは、「自分はONEの王者になりたいので、そのための大きな試合にしたいです。最後の試合だということは悲しいですが、これは私にとって大きなチャンスなのでいい試合を見せたいと思います」と、自分にとってのチャンスの試合だという認識でいると答える。