2019年8月18日(日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催された『RIZIN.18』のセミファイナル(第12試合)で、アム・ザ・ロケット(タイ)を1R3分29秒、腕十字で仕留めたRIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加(AACC)。
試合後、浜崎がインタビュースペースを訪れ、試合を振り返った。以下、記者との一問一答。
――試合を終えた感想は?
「思ったより力がすごい強くて、バックに回られた危ない場面があったのですが、しっかり最後に一本極められて良かったと、ホッとしています」
――改めて対戦相手の印象は?
「スピードもあって蹴りも重かったので、すぐにテイクダウンできて良かったです」
――今後の展望は?
「今回はノンタイトルだったのですが次はタイトル戦になると思うので、誰が来てもしっかり防衛できるように準備したいと思います」※10月12日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される『RIZIN.19』にて山本美憂vsハム・ソヒで挑戦者決定戦が行われる
――相手選手の強気な発言は耳にしていましたか?
「オフィシャルのツイッターか何かで見ました。昨日か一昨日」
――それを受けてどうでしたか?
「簡単には勝たせないぞっていうのと、まあそうですね、強気でいましたね、私の中では」
――それを踏まえて接して改めてのイメージは?
「負けると思ってやる選手はいないと思うので、選手として当たり前の発言だと思いました。終わったあと、すごいいい子でした」
――腕十字は、手応えが?
「そうですね。女子特有のというか、『またこのタイプか』と思いました。(関節の)柔らかい選手が多かったので、今までやってきた中で。それにしても結構極まっている感じがしたのですが。最後は思いっきり極めに行きました」
――ミドルにスピードと威力があった?
「蹴りは、もっと重いかと思っていたんですけれど体重が軽かったので。その分、まだダメージ的には大丈夫でした」
――マウントやバックを取られても冷静だった?
「極まる感じはしなかったですけれど、途中、片手で極められていてもプレッシャーが強かったので、力が強いなと思いました」
――キャリアを積んでいくとライバルとなり得る選手でしたか?
「そうですね。寝技も立ち技もすでに結構できるので、今後経験を積んでいったらもっと危ないというか、いい選手になるんじゃないかと思います」
――最初にバックを取られても、アームロックに切り返しての得意技があるから慌てなかった?
「はい、慌てていなかったです」
――2回目のバックチョークの極まり具合はそんなに?
「はい、全然極まってなかったです」
――最後の腕十字ですが、stop don’t moveがかかって、再開後すぐに相手の親指を上にしたように見えましたが。
「あまり覚えていません」
――今後の目標は?
「しっかり一戦一戦、タイトル戦だろうが、ノンタイトルだろうが、しっかり一本勝ちを狙っていきたいと思います」
――「あかねちゃん、ありがとう」とマイクでメッセージを伝えていた件について。
「あかねちゃんは広島で出会ったのですが、闘病中で体調が悪い中会場まで来てくれて、さっき会いに行ったのですが、その子にどうしても一言お礼を言いたくて。すみません公共のマイクで」
――広島で出会った経緯は?
「藤井(惠)さんのところで練習というか、BURSTに入会していて、今は休会していますが、そこで藤井さんに紹介してもらいました」