RIZINのベルトを獲ってUFC。まだ日本人選手がまだ獲っていないベルトだし、何だかんだ言って自分にしか獲れないと思っている
――例えば、鈴木千裕選手が堀口選手のようにもうひとつ突き出るためには何が必要だと思いますか?
「まず人に覚えてもらうことが大事なので、どんな選手も何回もリピートして出ていれば“あ、あいつだ”ってなるじゃないですか。それが一番大事なんじゃないかなと思いますね」
――若い内にたくさん試合に出ろ、と。
「もちろん。人前に出ることがないと人は覚えてくれませんから。それでマイクとかでちょっと気の利いたことを言えればいいんじゃないですかね。もちろんその人の素質にもよりますけれど」
「興行側からしても、使っても人が見てくれないというのもあるんじゃないですかね。PPVが売れない、だから使わないとか。平本くんが上手いのは、そこで悪口を言ったりして注目を集めているじゃないですか。そういうのは大事なんですけれど、そのやり方はどうなのかなという部分もありますね。自分は好きじゃないです」
――その話の流れで、自分の試合以外で興味のある試合は今回ありますか?
「アーチュレッタと海くんは楽しみですね。それ以外は知らない(笑)」
――会見で来年の動きについてお聞きした時に「2024年はもっと上の舞台、先を見ていきたいと思っています」と答えていましたね。
「上の舞台に行って試合が出来たらいいなと。まだ獲ったことがないベルトが獲れたらいいなと思っています。まあ、大晦日にちゃんとRIZINのベルトを獲らないと何も言えないですけれどね」
――それはズバリ、UFCですか?
「UFCですかね。日本人選手がまだ獲っていないベルトだし、何だかんだ言って自分にしか獲れないと思っているので挑戦したいと思っています」