自身の勝利を信じて疑わない神龍
2023年12月31日(日)『RIZIN.45』(さいたまスーパーアリーナ)に出場する全選手の個別インタビューが、29日(金)都内にて行われた。
トリを飾る第17試合のRIZINフライ級(-57.0kg)王座決定戦5分3Rで、堀口恭司(アメリカントップチーム)と対戦する神龍誠(神龍ワールドジム)が出席。
第一声で「あと2日でチャンピオンになれると思ってすごい楽しみです」と自身の勝利を信じて疑わない神龍。「特別に強化してきたことは特にない。前回用意していたものが間違っていたとは思わないので、いつも通り全部やってきて全部成長した」とする。
改めて堀口の印象を聞かれると「この前、間近で見て、ちっちゃいなと思いました。同じくらいかなと思っていたけれど、久々に会ってまたちっちゃいなと思いました」と小さい見えたという
「世代交代の瞬間をさいたまスーパーアリーナにいる全員に見せる」と宣言し、「全部で僕が上回っていると思う。どんな展開でも僕が有利に進めている展開になると思う」と全局面で上回るとする。
RIZIN公式YouTubeチャンネル『【密着】Preparation 堀口恭司』にて、前回の対戦での「偶発的なアイポーク」は「手は握っていた」と証言した堀口。そのことについて聞かれると「自分でやっておいてそれ言っちゃうんだとは思います。堀口選手って2人いるんですか? 前と言ってることが違いますよね。自分はがっつり目に入ってるのが分かったので。世間の声で入っていなかったんじゃないかと聞いて『入ってなかった?』って思っちゃったのでは。意外と人間っぽいなと。堀口選手は2人いるんだろうなと思いました」と、皮肉っぽく答えた。
ケージからリングに変わった事について聞かれると「ルールが過激になったという方がデカい」とし、「(勝てる確率が)強まったかもしれないです。いろんな攻撃の幅が増えて、より危険になって、堀口選手もより意識することが増えたので」と自分に有利に働くのではないかとする。
以前は「殺してやる」との過激な発言もあったが、今回なかったのは「そもそも殺してやるって言ったのは、アドレナリンが出ちゃったのでそこはよくなかったと思っています」とするも「でも、ぶっ潰そうと思っています」と言い放つ。
「歴史に残る一戦を見せないといけない。初めて大晦日に出るけれど、メインを任されたのでやる気に溢れています。もう、最初から行きます」とメイン抜擢に燃える。
「あっちは伸びる年じゃないので、単純に僕はまだまだこれから先、伸びるから単純に若さの成長はある。一番は気持ちです。気持ちと体が強くなりました」と、自分は1度目の対決よりも伸びているが、堀口はもう伸びないだろうとした。