2019年8月18日(日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される『RIZIN.18』のメインイベント61.0kg契約5分3R(ヒジあり)で、RIZIN&Bellator世界バンタム級王者・堀口恭司(アメリカン・トップ・チーム)と対戦する朝倉海(トライフォース赤坂)が、16日(金)名古屋市内にて事前インタビューに答えた。
「体調はバッチリ。この試合が決まってから毎日ベストを尽くしてきたし、あとは明後日のリング上でベストを尽くして作戦をしっかり遂行して勝ちにいくだけです」と、万全の準備をしてきたと朝倉。
今回の試合のために元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志のジムに週3~4回通い、「パンチの技術、力の使い方のようなものを習いに行きました。一番変わったのはそこです」と成長を感じているようで、グラップリングも「中村K太郎(UFCファイター)さんに週1回習っていました。細かい技術ですね。ディフェンスはもちろん、今まで極めの甘さがあったのでその部分を強化してきました」と、両方をトップ選手から学んだ。
堀口のことは「全部できて本当に強い選手、間違いなく過去最強の相手だと思っています」と改めて評し、「テーマは良い意味でみんなを裏切る。全局面で向こうの想像を上回る動きを見せて、パニックにさせたいと思っています。本当に今回の試合までに成長してきたので、いつも以上に試合に懸ける想いが強い。何が何でも勝ちに行く覚悟を決めて毎日試合に向けて準備してきたし、覚悟を決めてリングに上がるのでそこを見てほしい」と、堀口を焦らせると再び宣言した。
7月大会では兄の朝倉未来がメインイベントで矢地祐介を破り、一躍その名を轟かせた。今回は弟の海がメインで兄弟そろって連続でメインを務める“朝倉兄弟夏祭り”状態となっているが、「兄弟で続けてメインは嬉しいけれど、今回はメインだからとは考えないようにして、ただ試合に勝つことだけを優先して戦おうと思っています」と、気にしていないという。
そして「今まで兄貴がセコンドに就いて負けたことがない。力強いです。安心感もありますし、セコンドに就いてくれたら勝っているので今回も勝ちます」と、兄弟力を合わせての連続勝利を誓った。