いまは伊藤選手のことしか考えられないくらい燃えている(有川)
──試合まで残り12日間。王座戦までの気持ちの持ちようをどう保ちますか。
有川 上がりすぎて抑えなきゃいけないとか、抑えてもう少し上げていこうとか、調整します。みんな忘れているかもしれませんが、自分もデビューがZST(2017年)。そのときから伊藤選手がチャピオンで、デビューしたての頃はその背中を見ていただけで、いつか越えたいと思っていました。そうしたらZSTじゃなくて、このPANCRASEという最高の舞台で戦えることになって、いまは伊藤選手のことしか考えられないくらい燃えています。そういう自分を抑えて試合に臨むように意識しています。
伊藤 タイトルマッチという大事な試合で必ずベルトを巻きたいし、それに向けて気合も入っていて練習でやり過ぎてしまうので、いつも調子がいいときに大体怪我するので、周囲から“ちょっともう止めときな”とストップをかけてもらって、今ここまで無傷で来れています。あともうちょっと集中して試合当日、頑張ります。
──ここまで道のりは違いながら、暫定王座戦にたどり着きました。何がキーになって、どうやったらこのベルトは手に入ると考えていますか。
有川 最終的には気持ちだと思っています。試合当日まで上げて上げて、最高な状態で試合をすることが勝利のキーだと思います。
伊藤 このベルトを絶対に巻きたいという気持ちが強さがキーになるのかなと。PANCRASEのベルトを、何が何でも獲りたい。たとえこの試合でもう格闘技は出来ませんという風になったとしても、絶対に最後にこのベルトは獲りたいと思っていて、自分の身体がどうなろうと、このベルトは絶対に獲ります。
──あらためて、12月24日、横浜大会に向け、ファンに意気込みをお願いします。
有川 前回は相手を血だらけにしちゃったけど、総合格闘技とはそんなもの。しっかり作り上げていくので、最高な刺激を皆さんにお届けするので楽しみに待っていてください。
伊藤 試合まで2週間を切って、ここ何年かで無いくらい、今までで一番調子が良く、ちよっと怖いくらいなので、あと試合まで少し、さらに気を引き締めて、12月24日は「過去最強の伊藤盛一郎」、自分の試合が見せられると思いますので、当日を楽しみにしていてください。
PANCRASE戦経験のあるプロ選手を12.24 横浜大会に招待
「PANCRASE 30周年記念大会Vol.2」となる、2023年12月24日(日) 『PANCRASE 340』横浜武道館大会に、PANCRASE戦経験のあるプロ選手を招待することを12日、PANCRASEは発表した。
「1993年から現在までパンクラスの歴史を創って来て頂いた選手に、少しでもの労いをさせていただき、共に歴史を繋いでいくことで過去と現在のパンクラスを共有したいと思い、お席をご用意します。またお申し込みの際、何かご希望等があればできる限り承りたいと考えております」(PANCRASE)
・出場プロ選手名簿(女子・日本人男子・外国人男子)
・申し込み方法
プロ選手名簿にアップされている選手名と携帯番号を添えて、メール([email protected])を。PANCRASEから折返し、申し込みフォームが返信される。
・締切日 2023年12月20日(水)
※ライセンスカード保持者は従来どおりの入場方法となる。