2023年11月26日(日)東京・後楽園ホールで開催されたジャパンキックボクシング協会主催『KICK Insist 17』にて、ルンサックノーイ・シット二ワット(タイ)を電光石火の左ハイキックでKOした名高・エイワスポーツジムこと吉成名高(エイワスポーツジム)。
左ミドルをキャッチすると一瞬引いて崩し、放すと同時に左ハイキック。ルンサックノーイの蹴り足が着地する前にその左ハイキックがさく裂し、ルンサックノーイを完全KOした“神業”が話題となったが、その試合映像がついに公開された。
名高と石井一成の共同YouTubeチャンネル『石井一成&吉成名高/なりなりちゃんねる』にて、名高の試合前から試合後まで密着。試合もノーカットで1Rと2Rを見ることが出来る。
試合前の映像では、2年間無敗だったラック・エラワン(タイ)との試合が12月に決まりかけていたとの話も明かされたが、名高がKO勝ちしているソンチャイノーイに11月の『ONE』で黒星を付けられたため消滅したことも明かされる。また、名高の師匠・中川夏生会長によれば、ラジャダムナンスタジアムの3階級制覇を懸けてスーパーフライ級王者に挑戦したいが、王者陣営が「なんだかんだ理由を付けてやってくれないんですよ」との話も。
また、試合後には名高の応援に駆けつけた糸井重里や村松友視がコメントしているほか、名高が「最後は何が当たったか?」との質問に「キャッチしてハイキックを蹴ったんですけれど、僕も正直、何があったかあんま…でもハイキックです、絶対」と自分でもフィニッシュがどのような形だったのか理解していないかのようなコメントも収録されている。