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【修斗COLORS】女子アトム級タイトルマッチ王者・澤田千優「愛の無い煽りはしない」×挑戦者・中村未来「リベンジする」、PANCRASEからソルト、KAREN、MIYUが参戦=12月2日(土)豊洲

2023/12/01 21:12
 名勝負が続いた2023年5月の『COLORS Produce by SHOOTO』に続き、修斗初進出となる豊洲PITにて12月2日に開催される『MOBSTYLES presents プロフェッショナル修斗公式戦 COLORS Produce by SHOOTO Vol.2』(ABEMA配信)の前日計量が1日、都内にて行われた。  メインイベントの「世界女子アトム級チャンピオンシップ」(5分5R)を戦う王者・澤田千優(初防衛戦/AACC)は47.4kg。挑戦者・中村未来(同級1位/マルスジム)も47.4kgでともに計量をパス。  ベルトを肩にかけた澤田は、「品だったり愛の無い煽りとかはするつもりが無いので、しないんですけど、しっかり格闘技に対して真面目にリスペクトの気持ちを込めて、戦いたいと思っているのでよろしくお願いします」と格闘技に対して真摯な思いを語った。  対する中村は、「明日は待ちに待った、念願のタイトルマッチであり、澤田選手へのリベンジマッチでもあります。2年前に澤田選手に負けてから、格闘技が結構しんどいものになったというか、勝っても勝っても喜べないような試合が続いていて、明日は勝って全力で喜びたいと思います」と、2021年11月の修斗「インフィニティリーグ」以来の再戦のリベンジを誓っている。  なお、セミファイナルの54kg契約試合でソルト(現ストロー級Q.O.P/マルスジム・53.9kg)と対戦するホ・ジュギョン(韓国/TEAM J・54.01kg)で再計量も、ほか全選手が計量をパスしている。 [nextpage] ▼メインイベント・第7試合 世界女子アトム級チャンピオンシップ 5分5R澤田千優(王者・初防衛戦/AACC)47.4kg中村未来(挑戦者・同級1位/マルスジム)47.4kg 「修斗世界女子アトム級チャンピオンシップ」(5分5R)として、王者・澤田千優(初防衛戦/AACC)と中村未来(挑戦者・同級1位/マルスジム)の王座戦が組まれた。  両者は2021年11月の修斗「インフィニティリーグ」以来の再戦。当時は、澤田がテイクダウンを決め、中村が立ち上がる展開のなか、判定2-0でテイクダウンを奪い続けた澤田が勝利している。  MMA5勝1分、負け無しの澤田は、2018年東日本学生選手権フリースタイル50kg級優勝、全日本社会人選手権優勝、全日本選手権5位などの実績を持つレスラー。兄・澤田龍人の背中を追って2021年5月に修斗でデビュー。リーグ戦で優勝するなど3勝1分で初代女子アトム級王者に輝いた。  2023年2月にタイで行われた『ONE Friday Fights 5』でも2R アメリカーナで一本勝ちすると、チーム・オーヤマでの北米修行も経て、5月に米国フロリダ州マイアミ開催の『Combat Global』でアナ・パラシオス(メキシコ)にテイクダウン&パウンドで判定勝ち。約1年ぶりの日本マット凱旋で、初防衛戦に臨む。  対する中村は、MMA8勝6敗。『Road to ONE』で平田樹に、シュートボクシングではMISAKIに敗戦も、修斗では小生由紀、加藤春菜に判定勝ち後、渡辺久江にKO勝ちするなど3勝。2022年のインフィニティリーグ準優勝となっている。2023年5月の前戦では修斗で川西茉夕とのスクランブル戦を制して判定勝ち。MMAでは4連勝中だ。  組んで倒して寝かせて殴る精度が高まった澤田に対し、左の攻撃の殺傷力を高め、組み力も磨いた中村。王座を賭けた再戦を制するのは? 澤田「品だったり愛の無い煽りとかはするつもりが無いので、しないんですけど、しっかり格闘技に対して真面目にリスペクトの気持ちを込めて、戦いたいと思っているのでよろしくお願いします」 中村「明日は待ちに待った、念願のタイトルマッチであり、澤田選手へのリベンジマッチでもあります。2年前に澤田選手に負けてから、格闘技が結構しんどいものになったというか、勝っても勝っても喜べないような試合が続いていて、明日は勝って全力で喜びたいと思います」 [nextpage] ▼セミファイナル・第6試合 54kg契約 5分2Rソルト(現ストロー級Q.O.P/マルスジム)53.9kgホ・ジュギョン(韓国/TEAM J)54.01kg ※再計量  現PANCRASE女王のソルト(マルスジム)が修斗凱旋。  修斗でデビューし、プロ4戦目でPANCRASEに参戦すると、当時の王者だったKAREN(パラエストラ柏)に判定勝ち。タイトルを賭けたダイレクトリマッチも制し、クィーン・オブ・パンクラスを戴冠。その後はRIZINで大島沙緒里に一本負けも、今回の『COLORS』初参戦で再起を図る。  対戦相手のホ・ジュギョン(TEAM J)はプロMMA初参戦。ベースは柔道ながら破壊力抜群の打撃でガンガン前に出てくるファイタータイプ。長いリーチを活かした打撃戦を得意とするソルトとは対照的なスタイル。PANCRASE王者として出場するソルトが、ホーム凱旋でどんな戦いを魅せるか。 ソルト「クイーン・オブ・パンクラシストになって負けられない試合ですし、修斗に戻ってきて戦えるということで、修斗ファンの皆さんが興奮するような試合をします。応援よろしくお願いします」 ジュギョン「韓国から来ました。明日、初めての試合ですが頑張ります。よろしくお願いします」 [nextpage] ▼第5試合 52kg契約 5分3RKAREN(第4代ストロー級Q.O.P/パラエストラ柏)51.6kgパク・ソヨン(韓国/GUNSAN ROADジム)51.1kg  ソルトと2度に渡る死闘を展開した前PANCRASE女王のKARENも『COLORS』初参戦。プロデビューから破竹の6連勝を飾るなど華々しいレコードを刻んだKARENだったが、体格で勝るソルトの前に連敗を喫した。現在は活動拠点をパラエストラ柏に移し、タイトル奪還に向け日々鍛錬に励んでいる。  対戦相手は『COLORS』のレギュラー外国人選手とも言えるパク・ソヨン(GUNSAN ROADジム)。 黒部三奈に一本負け後、ROAD FCで1勝1敗。8月の前戦で古賀愛蘭に判定負けのソヨンは、日本での試合も今回が3戦目。そろそろ初勝利を掴みたいところだ。 KAREN「普段、PANCRASEに参戦しているんですけど、今回初めて修斗に参戦させていただきます。海外選手と組んでもらえたので、しっかり自分がKO・一本で勝ちます。応援よろしくお願いします」 パク・ソヨン「私はいつも強い選手と戦っています。韓国から参りましたが、明日はよろしくお願いします」 [nextpage] ▼第4試合 アトム級 5分2R平田彩音(BURST)47.1kgMIYU(DFC Team LEOS)46.9kg  ソルト、KARENと同じくPANCRASEから初参戦となる脅威の16歳・MIYU(DFCプロモーション)が、2022年全日本アマチュア修斗王者・平田絢音(BURST)と対戦する注目のアトム級戦が決定。  平田は8月のTORAOで 檜山美樹子に判定勝ち。MIYUは7月の沙弥子戦の一本負けから再起を図る。 平田「前回のデビュー戦は緊張して硬くなっていつも通り動けなかったので、今回は全日本チャンピオンらしくKOか一本で勝ちたいと思います」 MIYU「明日は自分が練習してきたことが出せるように精一杯頑張ります。押忍」 [nextpage] ▼第3試合 2023年度新人王決定トーナメント決勝 女子アトム級 5分2R(延長1R)川西茉夕(BURST)47.4kg天天さくら(総合格闘技ジムBATTLE)47.2kg  川西茉夕vs.天天さくらによる今年度新人王決勝戦。川西は、5月に中村未来に判定負けも8月にキム・ユジョンに判定勝ち。さくらは、玉田育子、渡邊富紀恵を相手に2連敗中で白星を掴みたい。 川西「今回は必ず極めきります。以上です」 天天さくら「今日のためにしっかり準備してきたので当日は全力で戦いたいと思います。よろしくお願いします」 [nextpage] ▼第2試合 COLORSグラップリングマッチ 51kg契約 8分1R前澤 智(第6代DEEP JEWELSアトム級王者/リバーサルジム東京スタンドアウト)49.9kg山田海南江(全日本柔術選手権 茶帯ライトフェザー級優勝/IGLOO)49.8kg  組み技系格闘技のトップファイター同士によるグラップリングマッチ。  開幕戦に続き連続出場する元DEEP王者・前澤智が柔術全日本王者・山田海南江と対戦。山田は「ADCC ASIA & OCEANIA CHAMPIONSHIP 2023」女子55kg級で準優勝になったばかり。ケージグラップリングでどんな動きを披露するか。 前澤「海南江さん、シンガポール(ADCC)からお帰りなさい。強敵とやるのは楽しかったですか? 明日も楽しんでもらえるように自分も頑張ります」 山田「今回、こうして試合を組んでいただきとても嬉しく思います。自分らしく楽しく戦っていきたいと思います。そして見に来てくださる皆さんにグラップリングの面白さを伝えられたらと思います。応援よろしくお願いします」 [nextpage] ▼第1試合 COLORSグラップリングマッチ 85kg契約 8分1R緒方亜香里(ロンドンオリンピック柔道78kg級日本代表/AACC)81.6kg奥谷晴加(藤田柔術)81.9kg  ロンドンオリンピック柔道78kg級日本代表の緒方亜香里が『COLORS』初参戦。こちらも柔術国際大会でも活躍する奥谷晴加と、グラップリングマッチで激突する。 緒方「グラップリングは初挑戦ですが、精一杯頑張ります」 奥谷「練習してきたこをしっかり出して頑張りたいと思います」
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