他団体のチャンピオンと勝負したいです
――今回KNOCK OUT初参戦となりますが、どのような印象がありますか?
「最初にお話を聞いた時は、あのKNOCK OUTに出るの!? 3分5Rの試合に出るの? と思いましたね。今は新体制となり、REBELSの代表として出させてもらえると思っているので自分はホームリングだと思っています。こんなに私のことを推してもらっているので、KNOCK OUTの女子エースにならないといけないと思ってます。これから若くて強い選手がどんどん出てくるので、頑張って必死に喰らいつくしかないですよね。KNOCK OUTで負けるようなことがあれば、誰からも期待されないと思うので、まずは勝ち続けることが重要だと思ってます」
――今回の相手、祥子選手についてはどのような印象がありますか?
「前回(2019年6月9日、パク・シウ戦)も前々回(2019年4月20日、Sae_KMG戦)もキャリアが10戦ぐらいの選手が相手でした。祥子選手は綺麗な戦い方をされるので私的には凄くやりやすいですね。あと、3分3Rなので倒すチャンスも増えます」
――憧れの選手はいますか?
「私は凄いと思う選手はそんなにいないのですが、ずっと那須川天心君は凄いなと思って試合を見ています。動きが凄いですし、プロデビューしてからも負けなし(7月21日時点で 37戦無敗)、KO勝ちが多いのが魅力的ですよね」
――同階級で意識している選手はいますか?
「MISAKI選手、那須川梨々選手など 46kg級の選手です。あと、女神選手です。彼女は一番戦い方が綺麗ですし、アマチュアの時から全部試合をチェックしていて、7月の Girls S-cupも会場で見ていました。ああいう綺麗な戦い方をする選手が他にいないので参考にしたいといつも思っています。
私はマススパーだと綺麗な戦い方を出来る時もあるのですが、試合ではぐちゃぐちゃな戦い方になってしまいます。私が勝ち続ければそのうちそういう選手と戦うことになるので、もっと自分のレベルを上げないと今のままの自分では厳しい戦いになると思います。半年、1年練習すれば勝てるとも思っているので楽しみです。そういう名前のある選手と戦えば、周りも『おっ!』と驚いてくれるでしょうね」
(C)KNOCK OUT
――続ける上での最終目標は何でしょうか?
「みんなそうだと思うのですが、ベルトを獲りたいですね。そして自分のホームのREBELS、KNOCK OUTでベルトを作ってもらって獲りたいですし、他団体のチャンピオンと勝負したいです。今の自分の戦いには満足していないので、早く強くならなきゃいけないという焦りはありますが、早くベルトを獲りたいという焦りはありません」
――ちなみにリングネームにはどういう意味がありますか?
「ドラゴンボールの孫悟空の孫娘から取りました。20歳の誕生日の時に、ドラゴンボール好きの友達とドラゴンボールを見ていた時に『ぱんちゃんに似てるね!』と言われたんです。それから嬉しくなってLINE名をぱんちゃんに変えて、みんなにぱんちゃんと呼んでもらってました。ツイッターを始めたときも、ぱんちゃんで、プロデビューする時はぱんちゃんを外すことは考えられませんでしたね。ドラゴンボールを書かれている鳥山明先生に反応されたことですか? ないです(笑)。そこまで行くにはまだまだですね。もしドラゴンボールが実写版で映画化されたら私がぱんちゃん役で? ずっとファンのままでいたいですし、キャラクターのイメージが壊れるので止めておきます(笑)」
――ファンにメッセージをお願いします。
「試合前はかなり緊張するのですが、『ぱんちゃん、頑張れ!』という皆さんの声はよく聞こえます。こんなに応援してくれる人がいるんだ!? と思うと自分を奮い立たせられます。出来る限りの大きな声で応援していただけるとより一層頑張れるので声援を下さい」