▼第12試合 フライ級 ムエタイ 3分3R
〇ジャオスアヤイ・ソー.デッチャパン(タイ)
KO 2R 2分21秒
×パイダン・ゲッソンリット(タイ)
ジャオスアヤイはタイ国BBTVスタジアム・フェザー級8位として、2019年11月の「第3代K-1フェザー級王座決定トーナメント」に初来日。1回戦で安保璃紅を必殺の飛びヒザ蹴りでKO、準決勝でも卜部弘嵩との延長戦に及ぶ激闘の末に勝利。決勝こそ江川優生の左ボディに沈んだものの、鮮烈なインパクトを残した。2020年3月『K'FESTA.3』で小澤海斗からも勝利を収めている。2022年8月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では1回戦で玖村修平にKO負けを喫した。
『ONE Friday Fights』には2023年6月から参戦し、初戦のペットスクンビット・ボイ・バンナーには初回KO勝ちも、8月の2戦目ではコンスック・フェアテックスには判定負けを喫している。
バイダンは『ONE Friday Fights』初戦でバットマン・オー・アッチャリアに判定勝ちも、2戦目のコンスック・フェアテックス、3戦目のドゥアンソムポン・ジットムアンノンには判定負けと連敗中。
1R、互いにミドルとローを蹴り合い、パイダンが右ストレートを放つとジャオスアヤイは後ろ廻し蹴りを繰り出す。バイダンの右ローには右ストレートを合わせ、右フックからの右ミドルを蹴る。バイダンのジャブのカウンターにはスリップ。バイダンのジャブを被弾することも多いジャオスアヤイだが、右フックを中心に強い攻撃を放っていった。
2R、ワンツー、右ミドル、飛びヒザ蹴り、さらに左ボディへつなぐ3連打とアグレッシブに攻めるジャオスアヤイ。左ミドルの蹴り合いに歓声が上がり、ジャオスアヤイの連打でさらに盛り上がる。サウスポーにスイッチしたジャオスアヤイは左ストレートを連発、オーソドックスに戻ると今度は右ストレート。またサウスポーになると左ストレートを何度も打ち込んでいき、ついに右ジャブからの左フックでダウンを奪う。