【KNOCK OUT】初のOFG大会、メインの小笠原瑛作がKOに自信「自分のために用意された大会。スピードを見せたい」＝前日計量

　2023年11月5日（日）東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.5 “RED ZONE”』の前日計量・会見が、4日（土）都内にて13：00より行われた。 　メインイベントのKNOCK OUT OFG-REDフェザー級3分3R延長1Rで対戦する、KNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）は57.35kgで一発パス。ウィン・シットチェニイム（タイ）は57.55kgでわずかに50gオーバーとなったが、15時までの再計量では57.35kgでパスした。 　本戦全試合がオープンフィンガーグローブ（以下OFG）使用によるヒジ打ちありのREDルールで実施される今大会。 　会見に臨んだ小笠原は「明日は本当に自分のために用意された大会だと思っていて、しっかりKOボーナスの100万円も獲る覚悟で練習してきました。明日しっかり見てもらえればと思っています」と主役宣言。 　ウィンと計量で顔を合わせた印象は「計量の時の身体を見てもしっかり仕上がっていて、年齢的にも若くて、練習している。衰えてきた選手ではないので、そこはしっかり集中して倒しに行きたい」と気を引き締める。 　今年8月、タイ・ルンピニースタジアムで開催された『ONE Friday Fights 30』でヨッドウィッタヤ・ペッチョンプー（タイ）を初回KOして以来、2度目のOFGマッチ。「自分のパンチのスピード、威力が上がったことを感じている。OFGで自分の速さ、スピードを見せられたらと思っています」とさらに進化した姿を見せるとし、「自分のスピード、パワーに驚くんじゃないかな」と言い放った。 　一方のウィンは「明日は頑張りたいです。強い蹴りを蹴って、KOを狙いたいと思います。相手のパンチに注意したい。それに対して蹴りで応戦したい」と前日は「ヒジでKOする」と宣言していたが、今日は蹴りでの勝負を予告。 　小笠原同様、ONEでOFGマッチに出場した経験を持っており、「油断しないようにKO勝ちをしたいと思っています」とKO勝ちを目指すとする。 　最後に「KNOCK OUTは大きくなってきているので、更に大きくしていきたいです」と今後の目標を語った小笠原。メインにふさわしい戦いでウィンをKOし、2024年へ弾みをつけるか。