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【修斗】高谷裕之「残りの試合は一生分のフル真っ向勝負でスッコスコに暴れる」vs 世界王者・斎藤裕「全てを持っていく」=9.22 プロ修斗・後楽園

2019/08/09 16:08
9月22日(日)後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第7戦 Supported by ONE Championship」にて、衝撃のスーパーファイトが電撃決定した。 7月22日の後楽園ホールのリング上から12年振りの修斗参戦を宣言した高谷裕之(EXFIGHTFARM)。当初は宇野薫、リオン武という修斗を、 ひいては日本MMAを代表するレジェンドを立て続けに破ったデュアン・ヴァン・ヘルフォートとの対戦が浮上していたが、前回のリオン武戦での怪我の為、実現不可能となってしまった。 高谷の対戦相手は誰になるのか? と暗礁に乗り上げた形となったが、そこで世界フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が自ら名乗りを上げた。 2019年5月のプロ修斗30周年記念大会では初参戦となったオランダのアギー・サルダリと対戦した斎藤。ローキックを軸に下半身から揺さぶり崩していく戦法でアギーのヒザを破壊するも、フィジカル面で勝るアギーのプレッシャーを跳ね返す事が出来ず痛い黒星を喫した。 しかし、今回、高谷との対戦を決意した裏にはやはり修斗王者としての斎藤の決意とプライドが見える。本来なら10月13日のONE Championship日本大会で行われるPANCRASE(※現フェザー級王者はISAO)との対抗戦に出場していてもおかしくはない。対抗戦に出場出来ないならば修斗のリングで更に熱い戦いをするだけだ、という意思の現れだろう。 寡黙な王者というイメージの斎藤だが今回の高谷戦には並々ならぬ決意を感じずにはいられない。 一方の高谷は2003年にプロ修斗でデビューしてから16年。常に強い相手を求め、その歩みを止める事はなかったが、いよいよそのキャリアの終焉を迎える日が近づいている。 今回の参戦も「若い選手達に何かを伝えたい」との思いが強く、自身の今と、修斗の今を感じ、そして己が歩んだ道を伝え残して行く場所として修斗のリングを選んだ。 「名乗りを上げた」という世界王者・斎藤裕とのいきなりの対戦に、高谷は何を伝承するのか。1989年に後楽園ホールでプロフェッショナル修斗が旗揚げされて30年。かつてステファン・パーリングを左ハイでKOし、アントニオ・カルバーリョをヒザ蹴りからパウンドで下した、あの後楽園に戻って来る高谷にとっての修斗伝承とは? SNSでは「現役生活はそんなに長くないと思うので、残りの試合は一生分のフル真っ向勝負でスッコスコに暴れてやりますよw」と真っ向勝負を予告。その高谷を相手にこの8年間の軌跡をぶつける斎藤は、「高谷選手に対して最高のコンディション、最高のモチベーションで試合に挑みます。9/22は激闘で勝って全てを持っていく」と意気込みをSNSに記している。 [新たに決定した対戦カード] ▼フェザー級 5分3R斎藤 裕(同級世界王者/パラエストラ小岩)高谷裕之(EXFIGHTFARM) 【既報カード】 ▼環太平洋バンタム級チャンピオンシップ 5分3R岡田 遼(王者・初防衛戦/パラエストラ千葉)安藤達也(挑戦者・同級2位/無所属) ▼ストロー級 5分3R本田良介(同級世界5位/無所属)黒澤亮平(同級世界8位/パラエストラ松戸) ▼ストロー級 5分3R猿丸ジュンジ(日本/同級世界3位/修斗GYM東京)中川マイケル(アメリカ/チーム・アルファメール) ▼バンタム級 5分3R藤井伸樹(同級世界7位/ALLIANCE)齋藤 翼(同級世界10位/総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM) ▼Women'sSHOOTO-50kgインフィニティリーグ2019 5分2R杉本 恵(勝ち点2/AACC)北野きゅう(勝ち点2/高田馬場道場・とらの子レスリングクラブ) ▼Women'sSHOOTO-50kgインフィニティリーグ2019 5分2R原田よき(勝ち点0/赤崎道場A-spirit)廣瀬里美(勝ち点0/パラエストラ松戸) ▼フェザー級5分2R久保村ヨシTERU(飛翔塾コンドル)木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)
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