MMAとShowtimeとは?
MMAにおいてShowtimeは、Pro Eliteとともに「Elite XC」を主催し、2007年2月から中継を開始。日本の「Dynamite!! USA」などもライブ中継した。スコット・コーカーが代表を務めた「Strikeforce」の中継も行ったが、UFCを主催するZuffa社がStrikeforceを買収したことで終了。
しかし、2011年にバイアコムがBellatorを買収し、バイアコムがCBSコーポレーションを合併統合しバイアコムCBSとなったことで、2020年からCBS Sports NetworkでのBellator放送が開始。2021年2月から、CBSがオーナーのShowtimeでの放送がスタートしていた(2022年2月からバイアコムCBSは社名を「パラマウント・グローバル」に変更)。
一方、Showtimeでのボクシング中継は、1986年3月のミドル級統一王者マービン・ハグラーとジョン・ムガビの一戦から。2015年5月にはフロイド・メイウェザーvs.マニー・パッキャオをHBOと共催し、PPV購入者数460万件を記録。2017年8月にはメイウェザーとコナー・マクレガー戦も独占中継していた。
米国の主要ボクシング中継局となったShowtimeでは、ボクシング、Bellatorともにジミー・レノン・ジュニアがリングアナウンサーを務めており、「It's show time!」のコールがお馴染みだったが、長年のライバルであったHBOがボクシングから撤退してから約5年、Showtimeも11月25日のWBC世界スーパミドル級暫定王座戦デビッド・ベナビデスvs.デメトリアス・アンドラーデ以降は、ボクシングビジネスから撤退する。