▼女子決勝戦
×網川来夢(日本)
延長判定0-5
〇鈴木未紘(日本)
※鈴木が優勝。本戦判定は0-1。
開始と同時に突きで前へ出るのは鈴木。突きから左の内股蹴り、左下段廻し蹴り、膝蹴りにつなぐ。網川も突きと膝で応戦し、左下突きを強打。鈴木は左右の突きを胸に叩きつけながら前へ出る。網川は膝蹴り。鈴木は手数が衰えることなく最後まで突き続けた。
判定は引き分け。延長戦になっても鈴木の勢いは衰えることなく突きと膝で前へ出る。網川は右下段廻し蹴り、左内股蹴りで鈴木の前足を狙い撃ち。さらに勢いを増す鈴木がストレートの突きで網川を下がらせる。そして下突きと左下段廻し蹴り。網川も応戦するが鈴木の技の回転力が上回り、判定5-0で鈴木が初出場初優勝。
2003年第8回全世界選手権で優勝した父・鈴木国博に続いての親子世界王者となった。鈴木は「全てを懸けてやってきたので嬉しく思います。1日1日世界王者になるんだって思いでいろいろな事を犠牲にしてたくさんの方に支えられ、今こうして優勝することが出来ました。ありがとうございました。初日の加藤小也香先輩との試合が一番厳しい戦いになりました。たくさんの応援ありがとうございました。もっともっと強くなるのでこれからも応援よろしくお願いします」と勝利者インタビューに答えた。
■女子RESULT
優 勝 鈴木未紘(日本)
準優勝 綱川来夢(日本)
第3位 目代結菜(日本)
第4位 藤原桃萌(日本)