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【BreakingDown】デスマッチルールでシェンロンがレオに延長6回TKO勝ち、虎之介と尾田は無効試合に、特攻隊長やまかわが延長戦で勝利、井上力斗が森をダウンさせ勝利、外枦保がKO勝ち、爆音那智がKO

2023/10/08 18:10

▼第5試合 フェザー級(-63kg)ワンマッチ キックルール
×としぞう
判定0-3
〇西島恭平


 としぞうは『BreakingDown』の常連出場選手であり、自ら“トルネード”と名乗って「BreakingDownドリームをつかみたい」が決めゼリフ。ボクシング経験6年で北海道在住時代はマルスジム主催のイベントにも出場していたとのこと。『BreakingDown5』では小倉將裕に判定負けも『BreakingDown5.5』ではMMAルールで2018年東日本学生選手権(秋季)グレコローマンレスリング55kg級2位のおかせこに判定勝ち。『BreakingDown6』では元プロボクサーのジョーブログにも判定勝ち。


 12月の『BreakingDown6.5』では元Krushの冨澤大智にボコボコにされて判定負けしたが、2023年2月に皇治がプロデュースする『NARIAGARI』の第1回大会に乗り込み、元WPMF日本フライ級&元蹴拳ムエタイフライ級王者のムエタイ2冠王・矢島直弥から番狂わせの勝利を奪った。同じく2月の『BreakingDown 7』では山川そうきにKO勝ちして波に乗ったかに見えたが、『BreakingDown 8』で虎之介に判定負け。『BreakingDown 9』ではオーディションでジョナス・アドリアンスと日本vs.ヨーロッパ対抗戦前哨戦としてスパーリングをしたが、延長戦で敗れ本戦出場を逃した。


 西島は空手出身で2017年「全世界青少年空手道選手権大会」男子14~15歳60kg未満で優勝、K-1カレッジでは2020年に3位、2022年では準優勝を収めている。『BreakingDown 8』では山川そうきに判定勝ち、『BreakingDown 9』ではレオにも判定勝ちして連勝中。朝倉未来が「西島恭平くんはBreakingDownに出てちゃおかしいくらいのレベルですよね。スピードといい、一番強いんじゃない? 階級別にしたら。普通にRIZINとかに出ている選手の中でも打撃レベルは相当高いと思うよ」と高評価している。



 1R、前に出るのはとしぞう。サウスポーの西島は左ミドルを連打し、左ハイの空振りからそのまま回転しての後ろ廻し蹴りでダウンを奪う。としぞうは右フックから突っ込むが西島はクリンチを繰り返す。来いやと挑発するとしぞうを前蹴りで転倒させる西島。左右フックで前へ出るとしぞうだったが西島は左ミドルを蹴り、バックステップでとしぞうの突進をかわしていく。ダウンを奪った西島が打ち合わず、上手く戦って判定勝ちとなった。


 西島はマイクを持つと「僕はRISEだったりRIZINといった舞台で軽量級でトップ戦線に行きたいです。これからも北海道から日本や世界に行けるように応援お願いします」とアピールした。

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