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【ジャパンキック】ミドル級王者・光成とウェルター級王者・大地の王者対決、馬渡亮太vs.テクニシャンタイプのタイ人選手、浅井春香とMARIAがタイトルマッチ再戦

2023/10/06 14:10
 2023年10月8日(日)東京・後楽園ホールにてジャパンキックボクシング協会主催『WARRIOR』が開催される。  ダブルメインイベントの第2試合は、ジャパンキック王者同士の対決。ミドル級王者・光成(ROCK ON)とウェルター級王者の大地・フォージャー(誠真ジム)が、70kg契約3分5Rで対戦する。  光成は菱沼光成→光成N720とリングネームを変えてJ-NETWORKやM-1のミドル級で試合を行っていたが、しばらくリングから離れて2020年3月のジャパンキックにリングネームを光成として復帰。2022年7月にボーイ・OZ GYMにTKO勝ちして王座に就いた。11月にはWBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者の匡志・YAMATOとの王者対決を判定2-0で制している。2023年3月にはスーパーボーイ・ルークプラパーツに挑んだがTKO負けを喫した。  ダイチはジャブと左ミドルを主体とした粘り強いファイトが身上で、2023年1月に王座決定トーナメント決勝戦を同門の後輩・正哉と争い、右ストレートで初回KO勝ちして王座に就いた。5月に元BBTVフェザー級王者コンデートとドロー、7月には元WPMF日本ランカーの土屋忍から3Rに右フックでTKO勝ちを奪った。  ダブルメインイベント第1試合では、WMOインターナショナル・スーパーバンタム級王者の馬渡亮太(治政館)がビン・リアムタナワット(タイ)と日泰国際戦58.06kg契約3分5Rで対戦。  馬渡はジャパンキックボクシング協会のエースで長身から繰り出すしなやかなミドルキック、切るだけでなく倒すヒジ、首相撲からのヒザと、ジャパンキック屈指のテクニックを有する。2020年8月4日の旗揚げ戦でジャパンキックバンタム級初代王座に就く。2021年1月大会ではWMOインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦で勝利。2023年4月の「ROAD TO ONE ムエタイ フェザー級トーナメント」では決勝へ進出するも士門・PKセンチャイに惜敗。6月にはタイ・ランシットスタジアムのメインイベントに出場し、判定勝ちで再起を飾っている。  今回の対戦相手ビンはラジャダムナンスタジアムとオムノーイスタジアムを主戦場とし、メインイベントにも抜擢されている18歳。ラジャダムナンでのビッグマッチ出場をキャンセルして今回来日するという。サウスポーのテクニシャンタイプ。  セミファイナルではミネルヴァ認定スーパーバンタム級タイトルマッチ3分3Rとして、王者・浅井春香(KICK BOX)が同級1位MARIA(PCK大崎/TeamRing)の挑戦を受けての防衛戦。  浅井は2020年2月、空手こまちにカウンターを決めてダウンを奪いJ-GIRLS王者になると、韓国と中国で連敗を喫したが同年8月のJ-NETWORKでISKA四冠王エルナ・オブ・スウェーデンに判定勝ち。11月には☆SAHO☆に敗れたが、2020年1月に鈴木万李弥に判定勝ち、9月のRISEに初参戦すると村上悠佳に判定勝ち、2021年5月にはプロ無敗だったKAEDEを破り、ミネルヴァ王座も獲得した。2022年5月にはドローながら初防衛に成功。  MARIAは小学校低学年から宮城の『聖域』でアマチュアファイターとして活躍し、聖域チャレンジのミニフライ級とフライ級王座を獲得。2021年11月に16歳でプロデビューし、10月には和乃から勝利を収めて4連勝。2023年1月に韓国遠征でチェ・ウンジに初黒星を喫した。6戦目にしてミネルヴァ スーパーバンタム級王座挑戦のチャンスをつかんだが、王者・浅井春香とドローで王座奪取ならず。5月には『KICK BOXING WORLD CUP』に参戦し、ピーター・アーツの愛娘であるモンタナ・アーツを判定3-0で撃破。1R開始から3R終了のゴングが鳴るまでガムシャラに攻め続け、モンタナの攻撃をもらっても構わず前へ出続ける姿には場内からどよめきが起こり、印象を残した。8月の七美との挑戦者決定戦で勝利し、再度浅井に挑む。現在高校3年生。  今大会はオープニングファイトの3試合を含めて、全9試合が行われる。
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