10試合中5試合がKO決着となったRISE WEST。次回は12月3日に同会場で行われる(C)RISE
RISE WEST.20
2023年10月1日(日)福岡・西鉄ホール
▼第10試合 メインイベント フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
◯翔(REVOLT/同級10位)
TKO 2R 0分2秒 ※ドクターストップ
×都筑海杜(TEAM3K/同級12位)
前日計量で都筑が58.15kg、再計量でも58.05kgで契約体重(57.5㎏)より550gオーバー。都筑は減点2、翔の希望でグローブハンデなし(お互い6oz)、都筑が勝利した場合は公式記録はノーコンテストで実施された。
1R、サウスポーの都筑が左インローで先制。続いて右ローを蹴る都筑に翔は左右フックを叩きつけていく。両腕ブロックで徹底してローを蹴る都筑に翔は左ボディで応戦。左フックを打って回り込んだ翔は、その両腕ブロックの隙間を縫うような右飛びヒザ蹴りでダウンを奪う。「これがRISEやろ!」と叫ぶ翔。都筑は額をカットしてドクターチェックを受ける。再開後、ブロックを固めながらローを蹴り、ワンツーも打つ都筑だが、ダメージが残るのか翔の左フック、ジャブで腰が落ちる場面も。
2Rが始まると同時に都筑は2度目のドクターチェック。ここでストップがかかり、翔のTKO勝ちとなった。
翔はマイクを持つと「都筑選手の計量オーバーがあってしっかりとしたメインイベントではなかったんですけれど、都筑選手のおかげで自分は成長できてまた強くなれたかなと思うので本当に感謝しています。最初は試合を断ろうかなとも思ったんですけれど、自分はこのRISE WESTを誰よりも大きい舞台でやりたいと思っているので、自分が福岡を盛り上げて皆さんと一緒にもっとデカい試合をここでやりますので最後まで応援よろしくお願いします」とアピールした。