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【RISE】安本晴翔が再起戦で澤谷大樹と、宮﨑若菜が1年ぶり復帰で階級を下げたMelty輝と対戦

2023/10/04 21:10
【RISE】安本晴翔が再起戦で澤谷大樹と、宮﨑若菜が1年ぶり復帰で階級を下げたMelty輝と対戦

タイトル挑戦は目前と思われていた安本(左)だが、魁斗にダウンを奪われて敗れタイトル戦から後退。再起戦となる

 2023年11月18日(土)東京・後楽園ホール『RISE 173』の追加対戦カードが発表された。

 RISE QUEENミニフライ級(-49kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長Rの王者erika(=名前の後ろにハートマーク/SHINE沖縄)vs.挑戦者・同級2位の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)、「RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級(-53kg)トーナメント」準決勝の政所仁(魁塾)vs.花岡竜(橋本道場)、HIROYUKI(RIKIX)vs.長谷川海翔(誠剛館)に続いて、7カードが決定。


▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R

澤谷大樹(HAWK GYM/同級4位、KC2022 -57.5kgトーナメント優勝、DEEP☆KICK-60kg王者)
安本晴翔(橋本道場/同級5位、WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)

 澤谷は2021年7月にDEEP☆KICK 60kg王座を戴冠し、2022年7月に行われた肘無しキックルールでのCKC 2022 -57.5kgトーナメントでは松井大樹、翔、松山和弘を下し優勝。5連勝を記録していたが12月の平野凌我戦では1Rにダウンを奪われ敗戦。再起戦となった今年3月のHOOST CUP日本ライト級王座決定トーナメントでは準決勝でRISING大輝を下し決勝戦へ進むも泰良拓也に判定負け。しかし、その後は4月のRISEと6月のDEEP☆KICKで連勝中。戦績は17勝(1KO)7敗。

 安本は少年時代からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝くなど活躍。2016年6月に16歳でプロデビューを果たすと、6戦目でREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座、2018年12月にはINNOVATIONスーパーバンタム級王座、2019年2月にシュートボクシングのリングで迎えた14戦目で初黒星を喫したが、6月にKNOCK OUT-REDフェザー級王座、2021年9月にWBCムエタイ日本統一フェザー級王座も獲得。2022年7月からはRISEに参戦し、12月にSBとの対抗戦で川上叶に敗れるも2023年3月のK-1との対抗戦では斗麗に勝利。8月に魁斗に敗れ今回が再起戦となる。戦績は28勝(15KO)3敗2分1無効試合。

 ランキングこそ上の澤谷だが、知名度と実績で勝る安本晴翔越えを果たしタイトル戦線に名乗りをあげたいところ。タイトルから1歩遠のいた安本は再びRISE王座獲りを目指すにはクリアしたい一戦となった。


▼ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R

宮﨑若菜(TRY HARD GYM/同級3位)
Melty輝(team AKATSUKI/フライ級3位、DBS女子フライ級王者)

 宮﨑は空手をバックボーンに持ち、アマチュアキックでは2019年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝。RISE QUEENアトム級王者・宮崎小雪の姉。2019年10月にRISEでプロデビューし、武内紗耶香、大塚愛莉、坂本優、大倉萌に勝利。2022年2月には現RISE QUEENミニフライ級王者erika(名前の後ろにハートマーク)を判定に降したが、4月には過去2敗しているAKARIとの3度目の対決に判定負け。11月の小林愛理奈戦でも判定負けで連敗中。今回が約1年ぶりの再起戦となる。戦績は6勝(1KO)4敗。

 Meltyは『ザ・ノンフィクション』や『月曜から夜更かし』に出演、フェフ姉さんと2度対戦して2度とも勝利した“最強キャバ嬢”として話題となった選手。昨年12月にteam AKATSUKIに移籍すると移籍初戦でRISE参戦中の山本知美からダウンを奪い勝利。2023年は2月にNO KICK NO LIFEで高橋アリスに判定勝利を収めると4月には有里に勝利しDBSフライ級王座に就いた。その勢いのまま5月にRISE初参戦を果たすと、フライ級4位のYAYAウィラサクレックに勝利。8月大会では小林愛三の相手に大抜擢されたが判定負けに。今回から一つ階級を下げて再起戦に臨む。戦績は4勝9敗2分。

 両者ともパワーがあるタイプで負けん気も強いため、激しい女子の一戦となりそうだ。


▼ライト級(-63kg)3分3R延長1R

山畑雄摩(心将塾/同級4位、第3代DEEP☆KICK63kg王者)
塩川琉斗(TOP STAR GYM/同級12位、Stand Up King of Rookie 2022 -60kg優勝)

 山畑は関西を中心に活躍し、2020年11月にはRIZINに出場。大雅に敗れるもフルラウンド戦い抜いた。さらに2021年6月のRIZINでは髙橋聖人とドロー、2022年3月のRIZINでは小川翔にKO負けを喫した。RISEでは2021年2月に大石健作とドローに終わるも、DEEP☆KICKで再戦して勝利を収めている。2021年11月の麻原将平戦、8月の元氣戦とRISEで連勝するも、2022年12月にホーストカップで健太、2023年4月にRISEでKENTAに敗れて連敗中。戦績は15勝(4KO)13敗4分。

 塩川はフルコンタクト空手出身で、2021年5月のデビュー戦から3連敗を喫したが、Stand Up King of Rookie 2022 -60kg優勝を果たすと、2022年12月のRISEでは東蒼馬に判定勝ちで。今年6月にはデビュー戦で敗れた樋口千春にリベンジを果たすなど現在4連勝中と並に乗る21歳。今回は上位ランカーの山畑に挑む。


▼スーパーライト級(-65kg)3分3R

石田 迅(LEGEND GYM/第4代DEEP☆KICK -65kg級王者)
田中佑樹(HAWK GYM/King of Rookie 2021 -63kg級優勝)

 石田は空手をバックボーンに持ち、『THE OUTSIDER』出身で樋口武大と60-65kg王座を争ったこともある。DEEP☆KICKを主戦場とし、2023年6月にDEEP☆KICK-65kg王座決定トーナメントを制して王座に就いた。

 田中は2021年6月に『Stand up』でプロデビューし、RISEとシュートボクシングで5連勝。2023年6月前戦では不戦敗で初黒星が付いた。戦績は5勝(1KO)1敗。


▼バンタム級(-55kg)3分3R

京介(小比類巻道場)
力哉(BK GYM/DEEP☆KICK?55kg級3位)

 京介は小比類巻貴之の弟子で、空手をバックボーンに持つ。RISEには2018年11月から参戦し、政所仁、大﨑孔稀、有井渚海、寺山遼冴らと拳を交えて来た。2022年6月の知花デビット戦から2023年3月の彪司戦まで3連敗中。戦績は11勝(3KO)14敗2分。

 力哉は伝統派空手出身でDEEP☆KICKを主戦場とし、戦績は8勝10敗。RISEには2021年7月以来の参戦となった。


▼バンタム級(-55kg)3分3R

福井萌矢(建武館/King of Rookie 2021 -55kg級優勝)
松永 隆(新宿レフティージム)

 空手出身の福井はKing of Rookie 2021 -55kg級優勝、JAPAN CUP 2019 -55kg級準優勝の実績を持つ。RISEには2020年9月から参戦し、これまで2勝3敗。前戦は6月に竹内龍馬から勝利している。戦績は5勝(1KO)3敗。

 松永は2021年8月にStand upでプロデビューし、同大会で3勝1敗の戦績を残して2022年5月よりRISEに参戦。山科直史と野村勇人にKO負けという厳しいスタートとなったが、2023年6月に若原聖から判定勝ちを収めた。戦績は4勝(1KO)3敗。


▼ミドル級(-70kg)3分3R

バシ・カニ・エビ(FJ KICK ASS/2022年SMASHERS 73kg級チャンピオンシップ優勝)
惺也(OISHI GYM/第7.9.10.11回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会優勝)

 エビはねぎ魔神以来のネタキャラ登場となるが、2022年SMASHERS 73kg級チャンピオンシップ優勝(第224回 JAKF定期戦SMASHERS)、2022年RISE Nova全日本大会 -70kg級トーナメント準優勝とアマチュアで実績を残して2023年4月にプロデビュー。初回KO勝ちを収めている。惺也はフルコンタクト空手出身で今回がデビュー戦となる。

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