今回で70戦目、46歳という年齢まで現役を続けていると思ったかと聞かれると「格闘技が大好きなので、これをやめたら楽しいことがなくなっちゃうなっていうのありますし、金原さん、今成(正和)さん、小谷(直之)くん…みんな頑張っているので負けていられない。今成さんは去年46歳で春日井選手に勝っているので、それも含めて負けたくないっていうのがありますね」と、まだ頑張っている同世代に負けたくないとした。
ヤマニハを攻略するために「打撃が強いのってどういう感じなのかなって気になっていたので、対戦した上田将勝さん、春日井たけしさんのところに行って話を聞いてきました。対策どうのはないですが、パンチの強い小見川さんにいっぱい殴っていただいてパンチの練習をしてきました」とする。
先にインタビューを行ったヤマニハが、所は憧れの存在だったと言っていた事を伝え聞くと「嬉しい半面、本当かなって気持ちもあります(笑)。僕なんか憧れられるような選手ではないので。でもリングに上がったらそんな夢見心地ではいられないし、ヤマニハ選手は倒しに来るし、僕は極めに行くので。でも素晴らしい選手にそう言ってもらえて光栄です」と照れ笑い。
久しぶりにケージで試合をすることには「VTJとかグラウンドスラム、ベラトールだったりで経験があるので初めてではないです。相手を見やすかった印象はあります。一瞬の集中力って大事だと思うので戦いやすいと思います」と、相手が見やすくなるので戦いやすくなるとした。
最後に、前回のように突然泣いたりしないのはメンタルが安定しているからかと聞かれると、「そういうのは奥さんが繊細な人なので気にするんですけれど、今回は元気だって言ってもらっています。お墨付きです。でも飼い犬が布団におしっこを毎日するので叱って、家を出てから反省して。試合前だから怒っているんじゃないと自分に言い聞かせています(笑)。それくらい感情がコントロール出来ていると思います」とのエピソードを披露して笑った。