2023年10月1日(日)、愛知県ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)にて開催される『RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA』で、スダリオ剛(日本)と対戦予定だったトッド・ダフィー(米国)が欠場。代わって、イム・ドンファン(韓国)がスダリオと対戦することが28日、発表された。
▼120.0kg 5分3Rスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)イム・ドンファン(TEAM STRONG WOLF)
(C)RIZIN FF
当初、ダフィーは9月24日の『RIZIN.44』でスダリオと対戦予定だったが、「パスポートの配送トラブルに巻き込まれた」ため、さいたま大会当日までの入国が困難とのことで、1日の名古屋大会へのスライド参戦が発表されていた。
しかし、今回も「大会当日までに渡航することが難しいという判断に至り」、欠場。代わって韓国からイム・ドンファン(TEAM STRONG WOLF)が緊急参戦し、スダリオと戦うことになった。
欠場が決まったダフィーは、主催者を通じて「パスポートが盗まれ、大会までに再発行が間に合わず、日本に行くことができず欠場する事になってしまった。久しぶりの試合、待ちに待った日本での試合が無くなり意気消沈している。客が喜ぶ素晴らしい試合になる事間違いないので、可能であればこのマッチアップはまた組んでもらいたい。お願いします」とコメントを寄せた。
前戦でDEEP王者のロッキー・マルティネスに判定勝ちしているスダリオ(MMA7勝2敗)と対するイム・ドンファンは、MMA5勝6敗。サンボとキックボクシングをバックボーンに持ち、サンボでは2013年のアジア選手権で銅メダルを獲得。MMAではミドル級からスーパーミドル級で戦い、ROAD FCを主戦場にデビュー2連勝。
しかし、BLACKCOMBATで赤沢幸典に3R TKO勝ちしたチェ・ウォンジュンに2021年7月にスマザーチョークで敗れるなど、4連敗を喫し、背水の陣で挑んだ2022年11月のジュン・スンホ戦で判定勝ちを収め連敗脱出に成功。23年の2月大会ではチョン・ホヨン相手に1RパンチによるKO勝ちを収め2連勝をマークしている。
(C)ROAD FC
緊急参戦を決めたイム・ドンファンは、「いつでもどこでも試合を受ける事が私のスタイルです。与えられたチャンスをものにしたいと思います」と短くコメントを残した。
ジャブ、ストレートの連打が速いイム・ドンファンだが、80kg台で戦っており、120.0kg契約のスクランブル参戦で、重量級のスダリオ相手にどれだけ動けるか。