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【RIZIN】上迫博仁、そして朝倉未来がRIZINで勝つ理由とは?

2019/08/06 21:08
【RIZIN】上迫博仁、そして朝倉未来がRIZINで勝つ理由とは?

2019年8月18日(日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される『RIZIN.18』にて、元フランスキック王者で、MMA「100%Fight」と「Octo Fight」のライト級王者のイーブス・ランドゥー(SNAKE TEAM)と対戦する上迫博仁(Team Cloud/和術慧舟會HEARTS)が6日、公開練習を行った。

和術慧舟會HEARTSでの公開練習で上迫は、オープンフィンガーグローブを着けて2分2Rのミット打ち。大沢ケンジ代表が持つミットにオーソドックス構えからワンツーフック、アッパー、さらにカウンターのヒザ蹴り、得意のローキックなどを打ち込んだ。

サッカーボールキックなど際の打撃やカーフキック、打撃で決定力を持ちながら、相手の動きのなかで「待って当てる」ことも出来る上迫を大沢代表は「RIZINルールに合っている」という。それは、上迫の自由な発想の動きを活かせるルールもさることながら、15分のトータルジャッジが上迫に向いているシステムなのだという。

「RIZINのルール的に上迫博仁はすごくいいと思います。カウンターを当てて倒しに行くタイプだと、ラウンドマストではないトータルマストジャッジのRIZINが合っている。

(朝倉)未来もそうだけど、プレッシャーかけて来られてもそこに合わせる、そういう戦い方ができれば強い。15分トータルで見ればチャンスはどこかで来るという考え方に切り替えられます。ONEもそうですが、トータルマストは、テイクダウンをしっかり切って削ることができて、決定力を持っているストライカーに有利です。上迫も行き過ぎないでちゃんと待てるタイプなので、その間にチャンスをつかめばいい」(大沢)

激闘タイプと見られがちなストライカーの上迫だが、そこには相手との攻防のなかで決定機をつかめる、チャンスを呼び込む上手さがある。

以下は、上迫との一問一答。

▼第6試合 71kg契約 5分3R ※ヒジあり
上迫博仁(チームクラウド/和術慧舟會HEARTS)
イーブス・ランドゥー(フランス/スネーク・チーム)

空手、柔道、レスリングをバックボーンに持つ上迫博仁は、専修大学レスリング部時代にはグレコローマンでインカレ3位入賞の実績を持つ。2017年7月に、DEEPフェザー級王座決定戦を石司晃一と争い、KOで王座獲得。2017年12月に芦田崇宏に判定負けし王座陥落後は主戦場をPANCRASEに移し、2018年10月からライト級に階級を上げ2連勝中だ。

対するイーブス・ランドゥーは、キック&MMA王者のみならずブレイクダンスの世界王者にも輝くなど脅威の身体能力を誇る。2004年にブレイクダンスのフランス大会で優勝し、世界大会で2位入賞。05、06年には欧州チャンピオンシップで2連覇を達成している異色のキャリアを持つ。

格闘技では2009年にキックボクシングのフランス王者になると、10年4月に「100% Fight」でプロMMAデビューし7連勝を飾る。2011年にロシアで行われた「M-1 SELECTION 2011」ではシャビュラット・シャムハラエフに敗れて初黒星を喫するが、13年に散打でフランス王者となると、16年5月には30秒TKO勝利で「100%Fight」ライト級王者に。2017年3月にロシアで行われた「ProFC 62」では、「RIZIN.17」で川尻達也に判定負けしたアリ・アブドゥルカリコフに判定で敗れたものの、2019年5月には「Octo Fight」ライト級王座も獲得、現在二冠王者となっている。

アグレッシブなファイトスタイルと驚異の身体能力を武器にするイーブスを相手に、上迫がRIZIN初参戦でどんな戦いを見せるのか注目だ。

息子LOVE。勝ってカッコイイところを見せたい

──減量も含めてコンディションはいかがですか?

「減量も含めて全部バッチリですね。何も問題ないです」

──ちなみに現在時点での体重は?

「76kgとか。ちょっと削って水抜きしようかなというぐらいです」

──追い込みはもう終わりましたか?

「今週一杯までしっかりやりますね。来週ちょっと調整していこうと思っています」

──あらためてですが、ご自身の強み、ファイトスタイルを教えてください。

「僕にしか出来ないストライキング、打撃もありますし、気持ちは折れないです。勝負していく部分をしっかり出していきたいですね、今回も」

──試合が迫ってきましたが、現在の心境は?

「ちょっと前までは、まだまだ時間あるなと思ってたんですけど、2週間を切ってあっという間だなという感覚です。今はいい練習だったりとか気持ち的にも盛り上がっていますし、RIZINといういい舞台で戦えるのが楽しみで、すごくワクワクしている感覚ですね」

──RIZINに初出場となります。率直な感想は?

「やっとなんかこう人目、日の目に当たるというか。日本の格闘技の舞台、DEEPやPANCRASEなどで地道にじゃないですけど頑張ってきて、やっと大きな大会、たくさんの人が見る舞台で戦えるのは純粋に嬉しいですね」

──前回の試合からはどのように過ごしましたか、出稽古などは?

「まぁ変わらないですかね。出稽古もしないですし、全部HEARTSで。いろんな選手、強い選手も来てくれますし、HEARTS自体もレベルアップして、技術も高いと思っているので、ここにいれば問題ないと思ってます」

──対戦相手、イーブスの名前で検索するとスケートボードやブレークダンスの動画が多く出てくるという選手です。ご覧になりましたか?

「ぶっちゃけ見てないっすけど(笑)。まあ身体能力は間違いなく高いんだろうなという感じで。特にファイターとしての技術的なところは、見た感じ大丈夫かなと思ってます。タイミングとかリズムとかは警戒しなきゃいけないなと思っています」

──フランス出身ということもあり、立ち技がベースで散打の王者らしい動きも見せる選手です。立ち技の試合はご覧になっていますか?

「見てないっすね(笑)。まぁ、打撃はそうですね。どんな相手でもいいんですけど、僕のやるべきことは決まっているので、相手がどうこうという問題じゃないんで。僕の良いところを見せられれば良いなと思っています」

──上迫選手の良いところというと、サッカーボールキックの事を会見でも仰っていました。3月のサドゥロエフ・ソリホン戦ではグラウンド状態でのサッカーキックで試合が中断という場面もありましたが、RIZINルールなら躊躇なく使える?

「そうですね、もう楽しみです。久しぶりに蹴っ飛ばせるなと。(サッカーボールキックが)解禁された方が、僕はRIZINのルールはすごく好きですね。本能のままにというか。蹴られるリスクもあるんですけど、それでも腹括って蹴っ飛ばすという、なんか戦っている感じがすごい好きです」

──サッカーキックは自身の動きに組み込まれている感じですか?

「そうですね。もう流れの中で、あえて狙ってるということはないですけど、流れの中でいけるという場面はいくつか持っています」

──同時にソリホン戦でフィニッシュとなったローキックは練習していた技ですか?

「もちろんです。痛めつける技としてイメージして持っていたので」

──カーフキックも次の試合で武器になると?

「そうですね。いま流行ってますしね。使うか使わないかは分からないですけど(笑)」

──ライト級戦線でいうとライト級GPもあり、その査定試合という意味合いもあると思いますが、ご自身としてはどんなプランを立てていますか?

「先というか、長いプランではまだ考えていないですね。まず今回の試合でキッチリ勝つ、どうインパクトを残すかということに重点を置いています。勝ったら出たいけど、まずはここをきっちり勝って、と考えています」

──川尻選手と戦ったアリもイーブスと試合していますが、気をつけなきゃいけない点などは?

「そうですね。まぁ自分の持っている動きを出せれば問題ないかなと思っています」

──RIZINのライト級で気になるファイターはいますか?

「気になるファイター…みんな強くないスか?(笑)そこに入れたらすごいワクワクするんですけど、特にコイツ、と決めている選手はいないんですけど。はい。みんなすごい強いです」

──今回の試合に勝ってライトGPに名乗りを上げたいですか?

「そうですね。そこは絶対狙っていきたいですね」

──チームクラウドとして、秋山成勲選手からアドバイスなどは?

「秋山さんからは(今回の試合については)ないですけど、前回のPANCRASEの試合が終わった後に、しっかり休めてダメージ溜めるなよ、とは言われました」

──(1Rにダウンを喫しながら2Rに逆転TKO勝利し)特にダメージは溜まってはいない?

「ちょっとの間は対人練習は控えて、身体を休めましたね」

──インスタを見るとお子さんとの写真がいっぱいですね。

「いやぁね。息子ラブなんですよ(笑)。息子が大好きすぎて、どうしようと思ってんすよ。ずっと子供といたくて、僕、専業主夫やりたいっすもん。家にずっといて子供といたいっす(笑)」

──でも練習があります(笑)。

「練習がありますからね。さすがに出てこないといけないんで(笑)」

──お子さんはお父さんが総合格闘技をしていることは理解されている?

「してると思います。よく『格闘技やっているお父さんの子供だから』と言われるんですけど、パンチとかキックやっていますね。人に危害は加えませんがけど、シュッシュッシュ(シャドー)とやっているので、僕が格闘技をやっていることは分かっているので、(子供が)大きくなって物心ついた時に(見返して)カッコいいところを見せていきたいなとは思いますね」

──(お子さんは今回)観戦に来ますか?

「はい、カッコいいところを見せたいですね」

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