▼ストロー級 5分3R
×八田 亮(ストライプル オハナ)#2位/元ZST王者・52.75kg→52.6kg
[判定0-3] ※27-30×2、28-29
〇黒澤亮平(パラエストラ松戸)#5位/元 修斗王者 52.55kg
八田「すみません。すぐ体重を落としてきます。どっちが勝つにしてもたぶんそんなに長引かない試合になると思います。ものすごい醍醐味のある試合になると思うのでお楽しみにしていてください(※再計量でパス)」
黒澤 「明日はしっかり行くとこ行くんで見ていてください」
1R、オーソドックスの黒澤にサウスポーで構えた八田がシングルレッグを仕掛ける。テイクダウン。距離を作り立ち上がろうとする黒澤を追いかけてバックを狙った八田だが、黒澤が反転して上になる。立ち上がり離れた黒澤。スタンドで打撃の間合いに入ると八田はすぐにタックルに入る。切って足に触らせない黒澤。立ち上がるがすぐにまた八田がタックル。鉄槌を落とす黒澤。ガードに入れようとする八田だが黒澤は立って離れる。
八田のタックルを切ってパンチを入れ離れる黒澤。八田が引き込みガードに入れた。下から三角を狙う八田だが、体を起こして解除する黒澤。パウンドを入れると密着して押さえ込む。1R終了。ジャッジは三者ともに10-9で黒澤。
2R、手を出してこない黒澤に攻めてこいと挑発する八田。八田のミドルをキャッチした黒澤だが、八田は自ら引き込む。ラバーガードを仕掛ける八田。黒澤はラバーと逆の足を超えてハーフになるが、下から両脇を差してホールドした八田が立ち上がるとサバ折りで倒す。金網に上体を預けて寝かされないようにしている黒澤。
八田はボディロックしていたが、ギロチンを取ろうとしてクラッチを放した瞬間に黒澤が立ち上がる。すぐに引き込んだ八田。黒澤は八田の頭を金網に押し付けて固定すると、体を起こさずに脇腹にパウンドを入れていく。2R終了。ジャッジ一者八田、二者黒澤と割れたラウンドに。
3R、ミドルを入れた黒澤。八田のタックルは切ったが、八田再びシングルレッグに入る。片膝をついて耐える黒澤。八田は黒澤の奥足を掴んで寝かせようとする。金網を使って立ち上がった黒澤。八田はテイクダウンを狙ったが、倒せず引き込んだ。ハーフガードに。黒澤は肘で削っていく。
枕を取ってパスした黒澤だが、八田がガードに戻すと立ち上がる。八田はすぐに立ち上がりタックルに入るが、黒澤は足に触れさせずにがぶった。ハーフにしてスイープを狙う八田を上から押さえ込む黒澤。残り時間わずかとなり、黒澤がパウンドを打ち込みタイムアップ。
ジャッジ30-27×2、29-28の3-0で黒澤がランキング2位の八田に勝利。現ONEの山北渓人が返上し、空位となっている王座に近づいた。