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【Krush】新美貴士vs.稲垣澪のフェザー級サバイバル戦、大久保琉唯が再起戦で5戦無敗の黒川瑛斗と対戦

2023/09/16 14:09
【Krush】新美貴士vs.稲垣澪のフェザー級サバイバル戦、大久保琉唯が再起戦で5戦無敗の黒川瑛斗と対戦

新美は6月の寺田戦ではダウン奪って勝利、無敗の寺田に初黒星を付けた

 2023年10月21日(土)東京・後楽園ホール『Krush.154』の追加対戦カードが発表された。


▼Krushフェザー級 3分3R延長1R

新美貴士(名古屋JKファクトリー/第5代Krushフェザー級王者)
稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン/Bigbangフェザー級王者)

 新美は2018年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2020年の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で優勝して王座に就いた。同王座は2022年5月の4度目の防衛戦で玖村修平に敗れて失っている。8月にはK-1フェザー級世界最強決定トーナメントに出場も1回戦で敗退。12月に國枝悠太から判定勝ちするも、2023年3月のRISEでRISEフェザー級王者・門口佳佑に判定で敗れた。6月に無敗の寺田匠からダウンを奪って初黒星を付け、再起を果たしている。戦績は16勝(6KO)8敗のサウスポー。

 稲垣は極真館空手出身でジュニア時代から数々の入賞歴を持ち、15歳で全日本ウェイト制大会-60kg優勝。キックボクシングではABEMAの『格闘代理戦争』に出場して名を上げ、2020年4月にプロデビュー。KHAOS、K-1、Krushで3連勝するとBigbangに出場して2連勝で2021年11月にBigbangフェザー級王座を奪取した。しかし、2022年5月に寺田匠との無敗対決に敗れ初黒星。8月に岡嶋形徒をKOして再起を飾ったのも束の間、12月に森坂陸に判定負け。しかし、2023年6月はMOMOTAROから勝利を奪った。戦績は7勝(4KO)2敗。

 全ての距離で卓越したテクニックを持つ稲垣に対し、圧倒的な手数とスタミナに加えてパワーも増した新美。稲垣が新美を入れさせないか、パンチの距離で得意のヒザを突き刺すか。新美は稲垣のカーフキックを防ぎつつ、稲垣のコンビネーションを回転させないように手数で攻めたい。稲垣のヒザにパンチを合わせることが出来るか。


▼Krushバンタム級 3分3R延長1R

大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/初代Krushフライ級王者、K-1甲子園2021 -55kg王者)
黒川瑛斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

 大久保は第11回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -55kg優勝、第37回K-1アマチュア チャレンジAクラス -55kg優勝、K-1甲子園2021 -55kg優勝とアマチュアで経験を積み、2022年2月のK-1でプロデビュー。6月の『THE MATCH 2022』ではオープニングファイトに抜擢され、那須川龍心に判定勝ちしている。2022年9月の「初代Krushフライ級王座決定トーナメント」で優勝し、初代王座に就いて次期K-1エース候補と期待されたが、バンタム級に階級を上げての第一戦で齊藤龍之介に延長判定で敗れ初黒星。今回、再起戦に臨む。戦績は4勝1敗。

 黒川は第34回K-1アマチュア チャレンジAクラス -55kg優勝。『K-1 AWARDS 2021』のアマチュアMVPに選ばれた。2022年5月にKrush-EXでプロデビューすると、2戦目はドローだったもののその後は3連勝。4勝無敗1分の戦績を誇るサウスポー。4月の前戦では松本陸と延長戦までもつれ込む接戦となり、徹底した左ローで勝利をもぎ取った。


▼Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R

鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第6代Bigbangスーパー・バンタム級王者)
野田 蒼(月心会チーム侍/K-1甲子園2020 -55kg王者)

 鬼山は岡山県出身で「鬼に育てられた桃太郎」というキャラクター設定なのだという。2020年11月の『Super Bigbang』にてBigbangスーパーバンタム級王座を獲得。2021年8月・10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では決勝に進出したが、璃明武にKOで敗れた。2022年2月の「第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では1回戦で玖村将史にKO負けし、連敗中。戦績は6勝(2KO)5敗。

 野田は幼少期から関西のアマチュア大会で活躍し、高校1年生でK-1アマチュア全日本大会で優勝。K-1甲子園2020-55kg王者になった若きテクニシャン。2021年5月の「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に参戦し、Krush王者・壬生狼一輝とスプリット判定にもつれ込む激闘を見せた。2022年3月に松谷桐を破り、7月にはKrushバンタム級タイトルマッチで王者・池田幸司に挑戦するもKO負け。12月に峯大樹を飛びヒザで流血に追い込みTKO勝ちで再起を果たした。今回は約10カ月ぶりの試合となる。戦績は6勝(1KO)4敗1分。


▼Krushフライ級 3分3R延長1R

大夢(WIZARDキックボクシングジム)
宗一郎(朝久道場/第3代KPKB(九州プロキックボクシング)バンタム級王者)

 大夢は9勝(4KO)3敗の戦績を持ち、2021年6月からKrushに参戦。山脇、萩原秀斗らを破って4連勝(3KO)を飾ったが、2022年の「初代Krushフライ級王座決定トーナメント」の決勝戦で大久保琉唯に延長戦の末に惜敗。2023年5月に再び「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」に挑んだが、決勝で大鹿統毅に敗れ王座を逃した。

 宗一郎は2021年10月からK-1 GROUPに出場、4戦目で初白星をあげると2023年7月に橋本裕也に延長判定勝ちで連勝を飾っている。第3代KPKB(九州プロキックボクシング)バンタム級王者。戦績は5勝2敗1分。


▼Krushライト級 3分3R延長1R

三宅祐弥(Hacker GYM)
赤田功輝(RAIGHT)

 三宅は2021年12月のK-1からK-1 GROUPに参戦。新太と下村泰平に連続KO勝ちも、2023年3月に岩﨑悠斗、6月にTETSUに敗れて連敗中。戦績は6勝(3KO)3敗。

 赤田は2020年10月にKrush-EXでプロデビュー。佐野純平、松本和樹にKO勝ち、南雲大輝に判定勝ちしているが、前戦は2023年4月に目黒翔大に判定負け。戦績は4勝(3KO)2敗1分のサウスポー。今回よりALONZA ABLAZEからRAIGHT(レイト)に所属が変更となった。

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