「ディフェンスからのカウンター」で倒すことを目標に掲げたぱんちゃん
2023年9月16日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.4』の前日計量が、15日(金)都内にて正午より行われた。
今大会はTOKYO MXが当日19:00~21:30に生中継。キックボクシングの試合が地上波のゴールデンタイムで放送される。
その中継オープニングを飾る第4試合のKNOCK OUT-BLACK-49kg契約3分3R延長1Rで対戦する、ぱんちゃん璃奈(フリー/初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級&女子アトム級王者)は48.95kg、チャッキー(台湾/Power Punch/台灣ボクシング全国總統盃48kg金メダル)は48.1kgでそれぞれ計量をパス。
続いて行われた会見でぱんちゃんは「明日は倒せるように頑張ります」と短く意気込み。対戦相手と顔を合わせた印象を聞いても「同じ歳なんだなと思いました」と、いつもと比べるとかなり口数が少ない。
どういう勝ち方をしたいかとの問いには「トレーナーが変わって自分が選手として凄く変われたと思うので、そこを証明したいので倒します」と、デビュー以来の15連勝目を3度目のKOで飾りたいとする。
生中継のオープニングを飾ることについては「いつも試合順が最後の方になりますが、気持ち的には変わらないと思います。ベストパフォーマンスを出すだけで、自分の試合が最初でも最後でも、見てくれると思っています」と、いつも通りベストパフォーマンスを出すだけだと答えた。
前回4月の復帰戦以降、タイへの海外修行を繰り返し、ONEで活躍する女子選手たちとスパーリングを重ねてきた。その成果を聞かれると「今までディフェンスが出来ないところが選手としての欠点だなと思いました。半年前ぐらいにそれに気付けて、怪我もようやく治ってここ数カ月でようやくしっかり蹴れるようになり、ディフェンスからのカウンターを凄く練習しました。実戦で海外の強敵選手に使えると凄く自信になったので、明日はそれをしっかり出したいと思います」と、ディフェンス面と蹴りを見せたいと語った。
一方、4月のワン・チンロンに続き台湾からやって来た刺客チャッキーは、ぱんちゃんと初めて顔を合わせた印象を聞かれると「凄く可愛かったです」とニッコリ。しかし、「自分の全てを尽くします。チケットを買った人が失敗したと思わないように最高の状態で戦います。日本人に台湾人の強靭さを見せたいと思います」と全力で戦うと意気込む。
ぱんちゃんのKO宣言に対しても「初めて日本に来て試合をするので、みんなに見せたいのは台湾人の強靭さ、そんな簡単に倒されないところを見せます」と、強靭なところを見せたいとした。
また、“チャッキー”のリングネームは「映画『チャイルド・プレイ』が好きで、そのキャラクターの性格が自分と似ているのでリングネームに付けました」と、チャッキーのように狂暴だと自分のことを称した。