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2023年11月4日(土)アゼルバイジャン・ナショナルジムナステイックアリーナで開催される『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』の対戦カード発表記者会見が9月13日(同14日)、同地にて行われ、会見後、榊原信行RIZIN CEOが囲み取材に応じた。
今回の大会がケージで行われる(10試合を予定)ことについて、榊原CEOは、「基本はやっぱりリングでやりたいですが、今回アゼルバイジャンのスポーツ省の皆さんの意見を聞くと『ぜひケージでやってほしい』という意見で、『LANDMARK』をアゼルバイジャンでやることにしました。そういうなかで、7月31日にケラモフがタイトルを獲ったので、ヴガール・ケラモフと鈴木千裕の両選手に許可を取って、今回はイレギュラーな形になりますが、タイトルマッチとしては特例でケージでやることに決めました」と説明。
ケージで初のRIZINタイトルマッチが行われるなかで、海外でのルール運用やレフェリー・ジャッジについては、「今回は日本から全部、レフェリー・ジャッジ陣を連れていきます。ルールも通常のRIZINルールで行われます」と、ケージ王座戦以外は通常のRIZINのレギュレーションで行われることを語り、「プロダクションとかも一切妥協を許さない形で日本で行われている世界観をそのまま持って行きますが、言葉とかはローカライズしていく」とした。
7月に緊急参戦のパトリシオ・ピットブルを70kg契約で1R KOした鈴木が、フェザー級王座挑戦者に抜擢された形だが、榊原CEOは、「鈴木にチャンスを与えることに迷いはなかったです。この結果いかんによっては大晦日もどうなるか、ということになる。ケラモフも千裕も、11月4日に対戦した後に、大晦日も出るつもりでいますね」と、両者が連戦を承知の上でのアゼルバイジャン決戦だとした。