SARAMI(パンクラスイズム横浜)「パンクラスイズム横浜に偉大な先輩方がいる。PANCRASEの歴史の1人になれるように」
PANCRASE初参戦となるSARAMI(パンクラスイズム横浜)は、5年ぶりのアトム級参戦。ファンと沙弥子の試合数を合わせてもそのキャリアには届かないベテラン。12年7月のJEWELSでプロデビュー後は、DEEPを主戦場にアトム王座にも挑戦。2021年11月には修斗で黒部三奈に判定勝ちで、第2代修斗女子世界スーパーアトム級王者に輝いている。沙弥子とは横浜練習仲間でもある。
「今回のこのお話をいただいたときに、私がプロデビューしてから10年間ほかの団体ではありましたが、積み上げたものは間違っていないのだなとすごい思いました。(パンクラスイズム横浜に所属し)一番縁がありそうで遠かった憧れのPANCRASEでベルトをかけて試合ができるということに、本当に嬉しく思っています。まずは12月24日、1回戦に勝ってSARAMI史上最高のものを作っていきたいと思います。
(ほか出場選手について)まずジェニー選手は勝負強い選手だなと前回見て思いました。沙弥子選手はすごく仲のいいお友達で、できれば対戦はしたくなかったのですが、まさか同じトーナメントに出ることになって縁があるんだなと思っています。
(PANCRASEに参戦しベルトを狙う思いは)修斗でチャンピオンになって、ベルトがあったことで自分の格闘技人生が肯定されたのですが、無くなってしまって、すごい落ち込んで、これからどうしようという気持ちになったときにこの話をいただき、ずっとアトム級で試合がしたかったので、そのタイミングでベルトができて。このベルトを巻くのにふさわしいのは私だと思うので、必ず巻きたいと思います。
このメンバーで私が一番経験値があって、ベテランと呼ばれる立場だと思いますが、修斗のベルトを失ってもう一度自分を見つめ直していま作り直していて、今は正直自信はないですけれど、12月24日に完璧に作り上げる、そういう目標を持ってやっています。
(PANCRASEという団体について)PANCRASEの長い歴史があって、私は昔から、その歴史のなかで作られたパンクラスイズム横浜で練習をしていて、偉大な先輩方がいて、今までベルトに対して、自分が獲りたい、自分が一番になりたいという気持ちでやってたんですけど、今回に関してはPANCRASEの歴史の1人になれるようにPANCRASEとか日本のMMAがもっと新しいものに変わっていくきっかけになるような存在になりたいと思います。
(出場してほしい選手は?)特別、誰ということはないですけど、UFCに出るような、わけがわからないぐらい強い海外選手が来てくれたら、すごい嬉しいと思います。
(沙弥子選手とは今も練習? 3月までは仲良くしない?)まあ、そこはあの……私は仲良くはいたい(笑)。
(ジムに歴代のパンクラシストがいるが)何か声をかけられたりは特別ない。そういうのは直接はないけど、パンクラスイズム横浜に移籍して、一番縁がなかったPANCRASEにやっと出ることが出来て、そういう縁だったのかなと。タイミングが最高のタイミングでした。
(「初代」ということに対して)初代ということに特別なこだわりはないですが、初代王者になることで、PANCRASEの歴史の一員になれるということで獲りたいと思います。
(練習仲間の沙弥子から「対戦したい」と言われて)まさか、でした。誰とでも試合して勝ちます。熱い試合をして、皆さんが最高のクリスマスを送れるような試合をしたいと思います、応援よろしくお願いします」