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【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈が台湾から2人目の刺客“チャッキー”と対戦、龍聖は負傷欠場、古木誠也vs.森岡悠樹の攻撃力MAX対決が決定

2023/08/18 16:08
【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈が台湾から2人目の刺客“チャッキー”と対戦、龍聖は負傷欠場、古木誠也vs.森岡悠樹の攻撃力MAX対決が決定

ぱんちゃん璃奈の対戦相手が台湾ボクシングの金メダリスト“チャッキー”に決定

 2023年9月16日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.4』に出場が発表されていた元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級&アトム級王者ぱんちゃん璃奈(フリー)の対戦相手が決定した。

 ぱんちゃんは2019年2月にプロデビュー。無敗の快進撃を続け、2020年8月にREBELS-BLACK女子46kg級初代王座(REBELSとKNOCK OUTの統合により現在はKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者)に就いた。2021年7月には最強の敵と目されたミネルヴァ・ライトフライ級王者sasoriをも退け、9月にはRIZIN初出場で百花に判定勝ち。2022年3月には喜多村美紀に圧勝してデビュー以来無敗の13連勝(2KO)をマークしたが、練習中に前十字靭帯を断裂して長期欠場。


 復帰を目指している中、2022年12月5日に詐欺の容疑で逮捕されたが、2023年3月にタイトルを返上してエキシビションマッチでリングに復帰。3月10日には事件に関して不起訴処分(起訴猶予)となり、4月の本格復帰戦ではワン・チンロン(台湾)に判定2-0で勝利した。戦績は14勝(2KO)無敗。

 そのぱんちゃんに今回用意された相手は、台湾からの2人目の刺客となるチャッキー(台湾/Power Punch)だ。ボクシングをバックボーンに持ち、これまで「台灣ボクシング全国總統盃48kg金メダル」、「WOTDキックボクシング女子51kg優勝」の実績を持つファイター。


【写真】K-1王者の軍司泰斗との対戦を希望していた龍聖だが負傷欠場に

 前回チンロンに苦戦させられたぱんちゃんは、台湾ボクシング金メダリストを相手に無敗記録を「15」に伸ばすことが出来るか。

 そして残念なニュースも。同じく今大会への出場が発表されていたKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(WIVERN)が、左手軟骨損傷のため今大会には不出場となることが決まった。


 また、KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム王者・古木誠也(G-1 TEAM TAKAGI)の連続参戦が決定。スーパーファイトのKNOCK OUT-BLACK-56kg契約3分3R延長1Rで森岡悠樹(北流会君津ジム)と対戦する。


 古木はフルコンタクト空手で多数の優勝・入賞歴を持ち、2022年9月大会で前田翔太に初回TKO勝ち、11月大会では5戦目にして元KNOCK OUT-REDバンタム級王者・響波を右フックで初回KOに破り、12月の王座決定戦では工藤“red”玲央を初回KOして王座に就いた。2023年3月の王者第一戦で武蔵に初回KO負けを喫したが、練習環境を変えて8月の再起戦に臨み小倉尚也を初回KOで破り王座初防衛に成功した。戦績は6勝(5KO)2敗。


 森岡は2021年8月にスーパーバンタム級トップの一角である壱・センチャイジムに挑んだが判定で敗れた。2022年11月にその壱と「第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント」の決勝戦を争ったが、判定2-0で敗れてタイトルを逃しリベンジ失敗。2023年は 「スックワンキントーン」にてスーパーバンタム級トーナメントを全試合KOで制し、自身初のベルトを獲得。8月にはK-1 GROUPとの対抗戦で内田晶を初回KOに仕留めて勢いに乗る。戦績は13勝(8KO)8敗2分。

 これまでヒジ打ちありのREDルールで試合を行ってきた森岡だが、前回の内田戦でBLACKルールに開眼。ノンタイトル戦とはいえいきなりのチャンスを迎えたことになる。両者ともKNOCK OUT屈指の攻撃力を持つだけに、KO決着が予想される。

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