2023年8月19日(土)オランダ・ロッテルダムのアホイアリーナで開催される『GLORY 87』にて、GLORY世界ライト級(-70kg)タイトルマッチで王者ティジャニ・ベスタティ(オランダ)に挑戦する海人(TEAM F.O.D)が、15日(火)オランダへ出発した。
シュートボクシング(以下SB)の絶対的エースの海人は2014年2月にデビュー。2017年11月にトーナメントを制してSB日本スーパーライト級王座を獲得し、2018年11月にはS-cup2018 -65kg世界トーナメント優勝。その活躍はSB内だけに留まらず、2016年以降はRISE、RIZIN、KNOCK OUTで全勝。2021年2月には日菜太を破りKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王座に。2022年6月の『THE MATCH 2022』ではK-1 WORLD GPウェルター級王者・野杁正明を延長R判定3-0で破った。2023年3月にはイ・ソンヒョンに判定勝ちでRISEミドル級王座を奪取し、6月にサモ・ペティとの再戦を制してSB世界スーパーウェルター級王座を獲得した。現在18連勝中。戦績は52勝(22KO)6敗1無効試合。
出発前、海人は「オランダでもしっかり結果を残して、しっかりベルトを持って帰って来て日本人が強いことを証明して来ます。応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送っている。
【写真】RENAが空港まで見送りに訪れた(C)RENAのInstagramより 空港にはシュートボクシング女子世界フライ級王者で、現在はRIZINでも活躍するRENA(シーザージム)も見送りに。SBの先輩として海人に檄を飛ばしたようだ。
2012年にGLORYが旗揚げして以来、日本人選手で王座に就いた選手はいない(2013年のフェザー級世界トーナメントでは久保優太が優勝している)。海人は日本人初の快挙を達成することが出来るか。なお、今大会は日本ではU-NEXTが全試合LIVE配信する。