2023年9月16日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.4』に、宇佐美秀メイソン(Battle Box)の出場が決定した。
宇佐美は新極真空手全日本ドリームカップ優勝、新空手全日本大会K4グランプリ優勝、新空手ガオラカップ優勝、内田塾全日本大会(ジャパンゲーム)3連覇、白蓮会館全関東選手権優勝、覇王キックボクシング大会優勝、月心会グローブ空手道選手権優勝などアマチュアで多数の優勝経験を持ち、2022年4月の『POUND STORM』にてMMAでプロデビュー。
12月の『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』でキックボクシングデビュー戦を行い、いきなりアルバート・クラウスに勝利すると、2023年3月の『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』に初参戦して杉原新也に判定勝ち。
記者会見でメイソンは「前回3月で間が空いたけれど、しっかり仕上げて進化した自分を見せたいと思います」と意気込み。
対戦相手について宮田充KNOCK OUTプロデューサーは「相手は誰でも構わない言っていただけるので、キャリアのある選手に圧勝していることから最悪海外から呼ばないといけないと思っています。この1週間の間で調整したい」と、外国人選手も候補にあがっているという。
メイソン自身は「自分はガンガン打って来る相手でもテクニックに頼る相手でも誰でもいい。自分的にはタイトルマッチをやらせて欲しいなって言うのがあって。実力は全然あると思うので、ベルトを懸けた試合がやりたくて。実力もあると思うので全然いいんじゃないかな」と、キックボクシング3戦目にしてのタイトルマッチを希望する。
これに宮田Pは「ごもっともだなと思っている自分もいます(笑)。KNOCK OUTの2戦目でタイトルマッチは破格ですが、実力を見せているのは認める。パッと出てこないので、心構えは受け止めて調整します」とタイトルマッチの可能性もあるとした。KNOCK OUT-BLACKウェルター級王座は、初代王者の良太郎が返上したため現在空位となっている。
メイソンは今回の試合について「圧倒的に勝つのがテーマ。前の試合は倒し切れなかったので倒し切る練習をしていて。どういう形になるかは分からないけれど、しっかり倒していこうと思います。前の試合は2Rに拳を怪我してパンチが打てなくなったので、打ち方の修正だったり、距離感、攻め方も変えて違うトレーニングもしています」と、さらなる進化を遂げた姿を見せたいという。
「本当は3~4カ月に1回のペースで試合をやりたい。8月は相手が決まらなくて先伸ばしで今になっている」と対戦相手がなかなか決まらない状況ではあるが「強い相手を用意してもらいたくて。用意してください、お願いします」とメイソン。
この言葉を受けて宮田Pは「強い相手とベルトを懸けて戦いたいとの想いは真摯に受け止めます。お盆返上で頑張ります。序列を取っ払って強いヤツとやらせてくれってノリは嫌いじゃない。頑張ります。いい相手を考えますよ。何かやります」と、メイソンにふさわしい相手を探すと約束した。
最後にメイソンは「9月、相手をぶっ倒すので相手も含めて注目してください」とメッセージを送った。