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【RWS】タイで初防衛に成功した吉成名高が「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト』獲得、次は前人未到の3階級制覇へ

2023/08/13 13:08
 2023年8月12日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催された『RWS Ratchadamnoen World Series』のメインイベントにて、挑戦者ルンウィタヤー・ルージャオメーサイトーン(タイ)に4R、レフェリーストップによるTKO勝ちで王座初防衛に成功した名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)。  過去日本人でラジャダムナンスタジアムの王者になった選手は9名いるが、防衛に成功したのはわずか2人。現地タイ・ラジャダムナンスタジアムでの王座防衛に成功したのは、2016年10月にスーパーウェルター級王者のT-98が達成した1度のみで、今回名高が史上2人目の快挙を達成した。  その名高がRWSより、最も優れたパフォーマンスを見せた選手に贈られる「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト』(大会MVP選手)に選ばれ、賞金10万バーツ(約41万円/8月13日時点)を獲得した。 この「10万バーツ」という金額は、タイのムエタイ界において一流選手の証とされているファイトマネーと同じ額だ(賞金とは別)。  RWSの公式Instagramは「日本の名高・エイワスポーツジムは、なぜ世界一のフライ級ムエタイと思われるのかを自ら証明した」と、この勝利を称えている。  また、名高は試合後に自身のSNSを更新。「ラジャダムナンスタジアムでの防衛戦、4R KOで防衛することができました。いつも支えてくださる皆様、本当にありがとうございます。この一戦をクリアし、また1つ成長することができたと思っています。今後も世界的な選手を目指して精進してまいりますので、変わらぬ応援よろしくお願いいたします」と、さらなる飛躍を誓った。  所属するエイワスポーツジムの中川夏生会長は、名高が初防衛に成功すればフライ級王座を返上し、3階級制覇を目指してスーパーフライ級に階級を上げると『ゴング格闘技』の取材に答えている。  ラジャダムナンスタジアム王座の2階級制覇はタイ人以外の外国人選手では初の快挙であるが、名高はさらなる高みを目指して前人未到の3階級制覇へ動き出す。
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