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2023年9月24日(日)、立川ステージガーデンで開催される PANCRASE 30周年記念大会Vol.1『PANCRASE 337』の追加カードが発表された。
▼フライ級 5分3R
秋葉太樹(パンクラス稲垣組)#5位・11勝13敗1分
ムハンマド・サロハイディノフ(Katran Gym/タジキスタン)2022 IMMAF World Championshipsフライ級優勝 ※プロデビュー戦:アマチュア戦績16戦:14勝2敗
相手を選ばずオファーはすべて受ける秋葉太樹だが、その代償は大きく、現在4連敗で3年半勝ち星がない。
2021年5月に後の王者・小川徹に判定負け後、2022年4月に無敗の鶴屋怜に腕十字を極めかけるも1R 一本負けで連敗。2022年7月には韓国のROAD FCでイ・ジュンヒョンに判定負け。その後、自身と相手の怪我で12月大会と2023年4月大会をキャンセル。6月大会で伊藤盛一郎に1R リアネイキドチョークで一本負け。
強くなっているのは試合毎に目に見えて分かるだけに、是が非でも今回の試合で結果に出したいところ。
しかし、その対戦相手は、注目のIMMAF王者ムハンマド・サロハイディノフ。既報通り、サロハイディノフは今回がプロデビュー戦。タジキスタン出身の22歳は、身長164cmのフライ級で、アマチュア戦績16戦14勝2敗。
黒星の2つはいずれもスプリット判定負けで、ひとつは、2年前のIMMAFでザファーショ・ショミールサイドフに敗れるも2022年にリベンジ。もうひとつは2022年1月にバーレーンのモハメド・アルサミーアにスプリット判定負けで、その後、勝者はBRAVE CFでプロデビュー戦を勝利している。
2022年1月のモハメド・アルサミーア戦では、強いテイクダウンとトップキープを見せるも、入り際に右ストレート、右ハイを受けてヒザを落とす姿も見せているサロハイディノフに対し、秋葉はカウンターの跳びヒザなどの当て勘が際立っており、プロデビューの大物を相手に再起を飾ることが出来るか。サロハイディノフとしては、いきなり上位ランカーとの対戦で、インパクトを残して勝利すれば王座戦も見えてくるデカゴン初戦だ。
【写真】8月27日(日)品川インターシティホールで開催の「第29回ネオブラッドトーナメント」決勝戦3階級とバンタム級準決勝、さらにワンマッチ12試合の全試合順が決定した。