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2023年7月30日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN.2』で、欠場の朝倉海の代わりに参戦する扇久保博正(パラエストラ柏)と、「RIZINバンタム級(61.0kg)王者決定戦」を争うフアン・アーチュレッタ(米国)が25日、本誌およびU-NEXTの取材に応じた。
アーチュレッタは、欠場の朝倉海に「失望した。朝倉は弱さを露呈した」とダメ出し。一方、漢気参戦を決めた扇久保に対しては、「真のチャンピオンだ。朝倉海を倒し、井上直樹も倒したことを知っている」と高く評価。その上で「互いの“戦士の魂”を試そうじゃないか」と熱闘を呼び掛けた。
試合から10日前の7月20日には来日を果たしていたアーチュレッタ。「東京に来て、準備万端だ」と絶好調の様子。
しかし、来日直前に朝倉海の左膝内側側副靭帯損傷による欠場を伝えられたことには、失望の色を隠さなかった。
朝倉海へ伝えたいこととして、「朝倉海、なぜ欠場する羽目になったりするんだ? 君にとって一世一代の試合だった。黄金を手に掴めるかもしれなかった機会を、みすみす指の間からこぼしてしまった。君にはとても失望した。俺たち双方にとって最大の機会をダメにしたばかりか、日本のファンを失望させた」と悲しげに語ると、怪我を完治させての対戦については、トーンダウン。
「とても遺憾なことだが、海は自身の弱さを露呈した。次に戦う機会があったら、彼のどこを攻撃すれば良いか分かった。それは海のハートだ。海は戦士のハートを持ちあわせていない。もし俺たちが戦うときが来たら、それを晒してやるよ」と酷評した。
一方、スクランブル参戦を決めた扇久保に対しては、開口一番「急なオファーを受けてくれてありがとう。君は真のチャンピオンだ。俺は知っている、君が朝倉海を倒し、井上直樹も倒したことを」と、バンタム級GP覇者を賞賛。
扇久保の実力を認めた上で、「だが1点、俺と君には違う点がある。俺は君を倒したキム・スーチョルに勝っている。試合当日は、ともに戦い、互いの“戦士の魂”を試そうじゃないか。俺は自分の勝利を確信している。もう一度言おう、熱い戦いをしよう。俺も最善を尽くす。7月30日は忘れられない日になる。それは僕だけでなく、みんなにとっても。とんでもない地獄の戦いになる。扇久保との戦いが待ち切れない。扇久保をボコボコにして、ベルトを肩にかけて天に掲げて、皆に誇らしく思ってほしい」と、必勝を誓った。
「ファンのみんな、俺たちがタイトルを勝ち獲り、肩にかけて腰に巻き、みんなにこうして声を挙げてほしい。『スパニヤード! スパニヤード!! スパニヤード!!!』と。それが“俺の日”の証だし、みんなにとってもだ。押忍」──スペイン系とメキシコ系の両親を伴い、来日を果たしたアーチュレッタは、7月30日を戴冠記念日とするつもりだ。
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— U-NEXT 格闘技 公式 (@UNEXT_fight) July 25, 2023
メッセージ𓂃👋
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バンタム級タイトルマッチに臨むフアン・アーチュレッタ
💬|扇久保(選手)は真の王者だ!お互い全力尽くそう。30日はオレの日だし、ファンのみんなの日でもある!ベルトを手にしたら「スパニヤード!」と声を上げてくれ!
……… pic.twitter.com/5tcVyxzIM7
アーチュレッタとの一問一答全文は、続けて紹介したい。