▼第5試合 ウェルター級ワンマッチ 75kg以下
×ジョン・ジェイル
判定0-2
〇小柴亮太
ジェイルは『ROAD FC』にてプロMMAファイターデビューし、2019年からは『DoubleG』に主戦場を移してMMA戦績は6勝5敗1分。直近の試合は2022年5月にWoo Hyuk Choiにリアネイキドチョークで勝利している。『BreakingDown 8』では醤油ニキと対戦し、左フックでKO勝ち。1週間前にMMAの試合を行ったばかりだという。
小柴は4歳から「劇団ひまわり」に所属し、子役・俳優として映画・CMなどに出演。2021年12月~2022年8月まで、3×3のプロバスケットボールチーム『BEEFMAN.EXE』に所属し、プロバスケットボール選手として活躍した。2022年Sリーグ優勝メンバーの1人。代々木公園でバスケットボールの練習中に朝倉未来にスカウトされ、格闘家に転向することを決意。「朝倉未来1年チャレンジ」の2期生となり、朝倉未来が「身体能力おばけ」と称するほどの身体能力を持つという。2月の『BreakingDown 7』で選手欠場により急遽組まれた試合に出場し、ハイメに判定勝ち。格闘技歴はまだ10カ月。
両者はかなりの体格差。蹴りのジェイルに小柴はワンツー連打で突進。ジェイルをラッシュで下がらせる。ジェイルもパンチからローを返すが、勢いのある小柴が右ストレートでジェイルの頭を跳ね上げる。思い切り飛び込んでの右ストレートをヒットさせる小柴。手数とスピードで完全にジェイルを上回る。ほぼ小柴の手数と勢いに後退させられていたジェイルは左右フック連打で応戦し、後半は小柴にケージを背負わせた。アタック数はジェイルが11発、小柴が19発。
小柴は「僕はまだ2試合目で、ジェイル選手とても素晴らしい選手で普通は僕なんかとやってくださる相手じゃないのにやってくださって、今後この経験を活かせる選手になりたいと思います。ジェイル選手は体調が試合続きで大変だったと思うんですが、感謝したいです」と感謝の気持ちを述べた。