(C)ROAD FC
2023年6月24日(土)韓国『Road FC 64』(ウォンジュ体育館)で、優勝賞金は1億ウォン(約1千万円)の63kg&70kgの「ROAD FC グローバルトーナメント」が開催された。
63kgトーナメント1回戦では、RIZINで活躍するなど7連勝中のヤン・ジヨンが、MMA6勝0敗(2KO・4つの一本勝ち)、全試合をフィニュシュしている強豪ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)と対戦した。
ジヨンはMMA4連勝後にRIZINで昇侍、魚井フルスイング、ROADで平澤宏樹を相手にいずれもフィニッシュ勝利。初参戦時は当初の相手の朝倉海が拳の怪我により欠場。代役の昇侍に一本勝ちを収めている。以降、朝倉との対戦をアピールしてきた。
シェイドゥラエフはアマチュアMMAのGAMMAフェザー級王者。ACAで連勝後、ONE2月大会でマーティン・ニューイェンと対戦予定もキャンセル。今回のROAD FCトーナメント出場となった。
▼ROAD FC グローバル63kgトーナメント準々決勝 5分3R
〇ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)
[1R 4分00秒 リアネイキドチョーク]
×ヤン・ジヨン(韓国)
1R、サウスポー構えで先に中央を取るヤン・ジヨン。オーソのシェイドゥラエフは右インローも空振り。右で詰めるが、そこにワンツーの左を当てるジヨン。
大きな右を振って前に出るシェイドゥラエフ。かわしたジヨンも右から左で前に。シェイドゥラエフはバックステップでかわす。
右インローを当てたシェイドゥラエフ。右を突くと、その打ち終わりにジヨンは左ストレートを狙う。シェイドゥラエフの前手の左ジャブは当たらずもジヨンは反応遅れる。
シェイドゥラエフのワンツーの右がジヨンのアゴもとをかすめる。さらに右ミドルをヒット。ジヨンは左ミドルハイはかわしたシェイドゥラエフ。右フックで飛び込むが、かわしたジヨンが左ストレートを当てると、シェイドゥラエフはワンツーで前に。
そこに左を合わせに行くジヨンをかわしたシェイドゥラエフはダブルレッグで金網まで押し込みなんとそのまま持ち上げてテイクダウン! 金網使い立とうとするジヨンに左で差して、右でパンチ。
左を差し返したジヨンが体を入れ替えた瞬間に、シェイドゥラエフはボディロックに切り替えてテイクダウン!
ジヨンに背中をつかせると、ハーフのジヨンが足を戻してきた際で一気にマウントへ。いったん亀になって立とうとしたジヨンにバックマウントを奪い、左手首をコントロールして、アゴ上から右腕を絞る。ジヨンはヒジを押し上げようとしたが、徐々にのど下に右腕が食い込み、声を挙げながら絞めたシェイドゥラエフに、ジヨンがタップした。