ドーピングの疑いをかけられているため、検査を受け入れたという木村
2023年6月24日(土)北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて開催された『RIZIN.43』の大会終了後、榊原信行RIZIN CEOが総括。その中で、第8試合のRIZINキックボクシングルール3分3Rでロクク・ダリ(コンゴ・TRI.H Studio)を1R1分8秒、KOした木村“フィリップ”ミノル(Battle-Box)にドーピング検査を実施したことを明らかにした。米国の検査機関に送り、結果は約1カ月後に出るという。
榊原CEOは「木村選手、いずれにしても体重を作ってますけれど今日もドーピング検査をしていますので、その検査結果は事後でてきます。体重を作ること、それと疑われている疑いを彼自身が払しょくする、そのための検査を今回受け入れてやっています。そういう疑いをかけられていること(今回の対戦相手ダリも試合前インタビューに「アンチステロイド」と書かれたタンクトップを着用してきた)を本人も理解して、そういうことは一切ないということなので検査結果を待って、今日の結果が晴れてそういう疑いをかけられるものではないことを証明できるといいなと思っています」と、木村自身が疑いを晴らすために受け入れたと語った。
RIZINではこれまでもタイトルマッチやGPではドーピング検査を実施していたが、結果は個別に公表しておらず、木村の結果だけ公表するかどうかは今後の検討とした。