北海道にはベルトを持っていかない !?
クレベルにとって「力」は、信じる力で、それを得るために日々の練習があるという。
「自分には力がある、それは身体の力じゃなくて、一番の力はフィジカルじゃなくて、メンタルと心、自信です。ムキムキした筋肉は関係ない」という王者は、「千裕、ほんとうさ、頑張ってください。私は待ってます、6月24日。インターネットの“口先”で頑張って。あなたのチャンスはインターネットだけ。でも北海道でリングに上がったら2人だけ。自分はフェイクじゃない本物。信じてないことは言わない。言うことには魂がこもっている」と語ると、鈴木の「パワー」発言に、「あなたは言葉ばかりなのが何でかは分かっているよ。ビビってる。間違いないです」と、鈴木に自信が無いから出た言葉だと看破した。
そして、クレベルは「秘密がある」と切り出した。北海道にベルトを持っていかない、という。
「なぜなら自分には自信がある。絶対、負けないじゃん。(持っていくのが)もったいない。またベルトを持って(磐田に)戻るのは面倒くさい(笑)。家にそのままが一番、いい。一番、安全です。ベルトがあっても無くても、私が絶対に勝ちます」と、笑顔で必勝を宣言した。
(C)@KleberKoike
かくも自信満々の王者だが、本誌の取材にクレベルは決して、鈴木を軽視していないことを語っている。
「彼はみんなが言うほどバカじゃないと思っているし、自分自身イージーな試合になるとは全く考えていません。まあ向こうにとっても簡単じゃないですよ。みんな同じなんです、“僕のことを1RでKOする”っていうのは」。
動画の後半では、これまでクレベルが捧げた「犠牲」について語っている。クレベルは何のために戦うのか、クレベルが戦いで伝えたいこととは? 必見の内容だ。