2023年7月9日(日)東京・後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会主催『MAGNUM 58』の全対戦カードが発表された。
メインイベントでは58kg契約3分3Rで日本フェザー級王者・瀬戸口勝也(横須賀太賀ジム)が、元WBCムエタイ日本統一フェザー級王者・大田拓真(新興ムエタイジム)と対戦。
鹿児島出身の瀬戸口は長らく新日本キックのフェザー級トップ戦線で活躍し、2020年2月、5度目の挑戦となった日本フェザー級タイトルマッチで平塚一郎に3R TKO勝ちし悲願のベルトを巻いた。2022年10月にはTKO勝ちで初防衛に成功している。パンチでガンガンと前に出るスタイル。
対する大田はジュニアキックを経て2015年4月にプロデビュー。2019年にS1ジャパントーナメントを制し、RISE、KNOCK OUTにも参戦。2022年5月にはKrushに参戦し、蹴りのテクニックを駆使して佑典から判定2-0で勝利を収めた。2023年2月に大翔から勝利を収めると、5月にはメキシコに遠征してIRON FISTムエタイ世界スーパーフェザー級王座決定戦で2RにTKO勝ち、同王座を獲得している。
典型的なパンチvs.蹴りの戦いとなりそうだ。
セミファイナルでは58kg契約3分3Rで、木下竜輔(伊原道場本部)が坂本直樹(道場373)と対戦。
木下は2連続TKO負けから連敗脱出をかけた4月大会の試合で、繰り上がりメインイベントで下地奏人と対戦するも判定負け。今回こその連敗脱出を目指す。対する坂本はNJKF西日本を主戦場とし、2022年10月には勇に3RでTKO勝ちしている。
第9試合ではミネルヴァ推薦試合として、女子バンタム級(53.5kg)2分3RでKPKBバンタム級王者でミネルヴァ・スーパーフライ級4位AYA(BLA-FREY)がミネルヴァ・スーパーバンタム級6位・七美(真樹ジムオキナワ)と対戦。
全11試合が行われる。